力学基礎

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 力学基礎
科目番号 0039 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 総合物理1 ―力と運動・熱―,新課程 リードα 物理基礎・物理,フォローアップドリル物理基礎/物理,改訂版フォトサイエンス物理図録
担当教員 堀尾 明宏,高橋 徹,環境都市工学科 新任

到達目標

□高校物理程度の力学の基礎を理解し,代表的な系について運動方程式を立てることができる.
□質点の位置・速度・加速度を求めることができる.
□力学的エネルギー保存則と運動量保存則を使うことができる.
□運動方程式や各種保存則を利用し,質点の運動を扱うことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
質点の位置・速度・加速度に関する基本的な考え方を深く理解し,発展的な問題に適用できる.質点の位置・速度・加速度に関する基本的な考え方を理解し,基本的な問題に適用できる.質点の位置・速度・加速度に関する基本的な考え方を理解しておらず,基本的な問題に適用できない.
運動の法則に関する基本的な考え方を深く理解し,質点や剛体のつりあいや,質点の運動に関する発展的な問題に適用できる.運動の法則に関する基本的な考え方を理解し,質点や剛体のつりあいや,質点の運動に関する基本的な問題に適用できる.運動の法則に関する基本的な考え方を理解しておらず,質点や剛体のつりあいや,質点の運動に関する基本的な問題に適用できない.
運動量の保存則と力学的エネルギー保存則に関する基本的な考え方を深く理解し,発展的な問題に適用できる.運動量の保存則と力学的エネルギー保存則に関する基本的な考え方を理解し,基本的な問題に適用できる.運動量の保存則と力学的エネルギー保存則に関する基本的な考え方を理解しておらず,基本的な問題に適用できない.
運動方程式や各種保存則,万有引力の法則に関する基本的な考え方を深く理解し,等速円運動や単振動,惑星の運動に関する発展的な問題に適用できる.運動方程式や各種保存則,万有引力の法則に関する基本的な考え方を理解し,等速円運動や単振動,惑星の運動に関する基本的な問題に適用できる.運動方程式や各種保存則,万有引力の法則に関する基本的な考え方を理解しておらず,等速円運動や単振動,惑星の運動に関する基本的な問題に適用できない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高校物理の教科書にほぼ則して,力学について講義します.
授業の進め方・方法:
座学
注意点:
様々な学問の中で,物理学はその修得に著しい困難を感じる学生が特に多い学問です.復習を中心に,日頃から地道に学習に努めて下さい.また一人では解決できそうにない疑問点を,納得できないまま何日も放置しないようにしましょう.このような疑問点は決して一人で抱え込んだりせず,先生や物理の得意な級友に,その都度早め早めに質問して教えてもらうことを強くお勧めします.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 運動の表し方(1)
2週 運動の表し方(2)
3週 運動の表し方(3)
4週 加速度
5週 落体の運動(1)
6週 落体の運動(2)
7週 落体の運動(3)
8週 力のつりあい
2ndQ
9週 運動の法則(1)
10週 運動の法則(2)
11週 摩擦を受ける運動
12週 液体や気体から受ける力
13週 剛体にはたらく力のつりあい(1)
14週 剛体にはたらく力のつりあい(2)
15週 剛体にはたらく力のつりあい(3)
16週
後期
3rdQ
1週 仕事
2週 運動エネルギー,位置エネルギー
3週 力学的エネルギーの保存(1)
4週 力学的エネルギーの保存(2)
5週 運動量と力積
6週 運動量保存則
7週 反発係数
8週 等速円運動(1)
4thQ
9週 等速円運動(2)
10週 等速円運動(3)
11週 単振動(1)
12週 単振動(2)
13週 単振動(3)
14週 万有引力(1)
15週 万有引力(2)
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000