国語表現

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国語表現
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書 国語総合 現代文編 大修館書店 9784469622751 参考書 新訂 総合国語便覧 第一学習社 9784804033013 参考書 常用漢字フォルダ 浜島書店
担当教員 太田 たまき

到達目標

□論理的な文章を客観的に理解することができる。
□文学的な文章を多角的に鑑賞することができる。
□自己の考えを論理的、客観的に表現するための基本的な能力を養うことができる。
□現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字等の基礎的知識について理解を深めることができる。。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章を十分に客観的に理解することができる。論理的な文章を客観的に理解することができる。論理的な文章を客観的に理解することができない。
評価項目2文学的な文章を十分に多角的に鑑賞することができる。文学的な文章を多角的に鑑賞することができる。文学的な文章を多角的に鑑賞することができない。
評価項目3自己の考えを論理的、客観的に表現するための基本的な能力を十分に養うことができる。自己の考えを論理的、客観的に表現するための基本的な能力を養うことができる。自己の考えを論理的、客観的に表現するための基本的な能力を養うことができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 E-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
論理的文章を教材とする授業においては、語彙・文法的事項を丁寧に確認しつつ、文章の展開に即して論旨を正確
に把握し、論説内容に検討を加える。併せて、論旨の把握、意見文の書き方を身につける。
文学的文章・韻文を教材とする授業においては、登場人物の心理を筋に即して読み取ること、あるいは凝縮された
表現からイメージを膨らませる鑑賞力を身に付けるとともに、それに対する感想を表現できる力を養う。
授業の進め方・方法:
2年生の国語表現は、他者の書いた文章を正確に理解することから始まり、そこから自分の意見を持ち、表現する
力へと発展させていきます。ノートは縦書き使用を原則とし、授業には常に国語辞典と国語便覧を持参してください
。授業の冒頭に毎回漢字テストを行いますので、予習の習慣を身につけましょう。 
注意点:

『新訂 総合国語便覧』(第一学習社)の「夏目漱石」(pp.272-277)「遠藤周作」(p.301)、「意見文」「読書
感想文」の書き方の説明(pp.456-461)を読んでおいてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスガイダンス 国語表現の授業の概要を述べ、その意義と目的について説明する。
2週 夢十夜(小説1) 夏目漱石や近代文学について基本的な知識を学ぶ。
3週 夢十夜(小説1) 第一夜
4週 夢十夜(小説1)第一夜
5週 夢十夜(小説1)第六夜
6週 夢十夜(小説1)第六夜
7週 感想文の基礎
8週 コルベ神父(小説2) 遠藤周作についての文学史的知識を得る。
2ndQ
9週 コルベ神父(小説2) 
10週 コルベ神父(小説2)
11週 コルベ神父(小説2)
12週 レポートの書き方
13週 感想文の基礎
14週 感想文の組み立て
15週 原稿用紙の使い方の確認と清書
16週
後期
3rdQ
1週 「しきり」の文化論(評論1)
2週 「しきり」の文化論(評論1)
3週 「しきり」の文化論(評論1)
4週 「しきり」の文化論(評論1)
5週 小論文の書き方(1)
6週 小論文の書き方(2)
7週 小論文の書き方(3)
8週 ゆらぐ科学のリアリティー(評論2)
4thQ
9週 ゆらぐ科学のリアリティー(評論2)
10週 ゆらぐ科学のリアリティー(評論2)
11週 ゆらぐ科学のリアリティー(評論2)
12週 小論文の実践(1)
13週 小論文の実践(2)
14週 小論文の実践(3)
15週 小論文の実践(4)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3

評価割合

試験レポート相互評価態度提出物漢字テスト合計
総合評価割合4040001010100
基礎的能力4040001010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000