概要:
授業は講義形式で進める。前期は主に政治分野を、後期は主に経済分野を学習する。
・ 政治分野では、民主政治の基本原理、日本国憲法(国民主権、基本的人権、平和主義)、日本の政治機構 (国
会の仕組みと機能、内閣・行政の仕組みと機能、裁判所の仕組みと機能)、政党と政治について取り上げる。
・ 経済分野では、経済社会の変容、現代経済の仕組み(現代の企業、市場経済、経済成長)、経済活動と福祉の向
上、 国際経済について取り上げる
授業の進め方・方法:
注意点:
その他、適宜にワークシート、新聞記事等の補助教材も作成・使用する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
政治社会の特質 |
政治の意義、国家と主権、国家のあり方に関する学説を理解する。
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2週 |
民主政治の基本原理(1) 自然法思想と社会契約説 |
自然法と自然権、ホッブズ、ロック、ルソーの社会契約説を理解する。
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3週 |
民主政治の基本原理(2) 法の支配 |
法の支配と法治主義、権力分立の仕組みを理解する。
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4週 |
民主政治の基本原理(3) 人権保障の発展 |
人権保障の歴史的発展過程と、国際的な人権保障の枠組みを理解する。
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5週 |
日本国憲法と平和主義(1) 日本国憲法の成立 |
日本国憲法の成立過程、日本国憲法の基本原理を理解する。
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6週 |
日本国憲法と平和主義(2) 平和主義とわが国の防衛政策 |
日本国憲法の平和主義に関する規定、わが国の防衛政策について理解する。
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7週 |
日本国憲法と平和主義(3) 自衛隊の国際貢献と有事法制 |
自衛隊と国際貢献、わが国の有事法制整備の過程を理解する。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
日本国憲法と基本的人権(1) 平等権・自由権 |
具体的な判例を事例に、日本国憲法における平等権、自由権に関する規定を理解する。
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10週 |
日本国憲法と基本的人権(2) 社会権 |
具体的な判例を事例に、日本国憲法における社会権に関する規定やその意義を理解する。
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11週 |
日本国憲法と基本的人権(3) 新しい人権 |
社会の変化に伴い、憲法に明文規定のない、新しい人権が主張されるようになったことを理解する。
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12週 |
日本の政治機構(1) 国会の組織と立法 |
わが国の国会の仕組み(二院制、委員会中心主義等)や、国会の役割を理解する。
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13週 |
日本の政治機構(2) 国会の組織と立法 その2 |
衆議院の優越と議院内閣制の意義を理解する。
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14週 |
日本の政治機構(3) 内閣の機構と行政 |
わが国の内閣の機構や、内閣の役割を理解する。
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15週 |
日本の政治機構(4) 裁判所の機能と司法制度 |
わが国の裁判の仕組みや司法権の独立の意義、司法制度改革について理解する。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
経済社会の変容(1) 経済社会の成り立ち |
経済的なものの見方や考え方、世界の経済体制について理解する。
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2週 |
経済社会の変容(2) 資本主義経済 |
資本主義経済の特徴と歴史的発展過程を理解する。
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3週 |
経済社会の変容(3) 社会主義経済 |
社会主義経済の特徴とその意義を理解する。
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4週 |
現代経済の仕組み1(1) 経済主体と経済活動 |
経済主体と経済循環、株式会社の仕組みを理解する。
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5週 |
現代経済の仕組み1(2) 市場の機能と限界 |
市場メカニズムによる価格決定の仕組み、市場の失敗と政府の役割を理解する。
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6週 |
現代経済の仕組み1(3) 現代市場の特徴 |
独占と寡占、非価格競争など現代市場の特徴を理解する。
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7週 |
現代経済の仕組み1(4) 国民所得と経済成長 |
国民所得と豊かさの指標、経済成長と景気循環の局面を理解する。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
現代経済の仕組み2(1) 貨幣と金融 |
日本銀行の役割と金融政策の仕組みを理解する。
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10週 |
現代経済の仕組み2(2) 財政の仕組みとはたらき |
財政の役割と財政政策の仕組み、租税の種類を理解する。
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11週 |
日本の経済成長と課題(1) 労働問題 |
わが国の労働事情の変化(リストラ、長時間労働等)や非正規雇用問題を理解する。
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12週 |
日本の経済成長と課題(2) 社会保障制度 |
わが国の社会保障制度の種類と役割、課題を理解する。
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13週 |
国際経済(1) 外国為替の仕組み |
外国為替の仕組み、円高・円安の意味と経済への影響を理解する。
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14週 |
国際経済(2) 地域的経済統合 |
世界の主要な地域的経済統合(EU、ASEAN等)の種類と特徴を理解する。
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15週 |
学習のまとめ |
これまでの学習内容を整理し、理解を深める。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 3 | |
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。 | 3 | |
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。 | 3 | |
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 3 | |
鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
物体に作用する力を図示することができる。 | 3 | |
力の合成と分解をすることができる。 | 3 | |
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 3 | |
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。 | 3 | |
慣性の法則について説明できる。 | 3 | |
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。 | 3 | |
運動方程式を用いた計算ができる。 | 3 | |
静止摩擦力がはたらいている場合の力のつりあいについて説明できる。 | 3 | |
最大摩擦力に関する計算ができる。 | 3 | |
動摩擦力に関する計算ができる。 | 3 | |
仕事と仕事率に関する計算ができる。 | 3 | |
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 3 | |
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。 | 3 | |
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。 | 3 | |
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 3 | |
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。 | 3 | |
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。 | 3 | |
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。 | 3 | |
万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる. | 3 | |
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
力のモーメントを求めることができる。 | 3 | |
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。 | 3 | |
重心に関する計算ができる。 | 3 | |