日本語演習

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語演習
科目番号 0122 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:受かる小論文・作文模範文例:新星出版社編集部編:新星出版社:9784405019881
担当教員 田貝 和子

到達目標

□日本語能力試験N1程度の日本語能力を身につけることができる。
□論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを呼んで、文章の構成や内容を理解することができる。
□読み物を読んで、話の流れや詳細な表現意図を理解することができる。
□会話、ニュース、講義を聴いて、話の内容、論理構成などを詳細に理解したり、要旨を把握することができる。
□自分の意見を、日本語の文章によって表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語能力試験N1程度の日本語能力を十分に身につけることができる。日本語能力試験N1程度の日本語能力を身につけることができる。日本語能力試験N1程度の日本語能力を身につけることができない。
評価項目2読み物を読んで、話の流れや詳細な表現意図を十分に理解することができる。読み物を読んで、話の流れや詳細な表現意図を理解することができる。読み物を読んで、話の流れや詳細な表現意図を理解することができない。
評価項目3自分の意見を、日本語の文章によって十分に表現することができる。自分の意見を、日本語の文章によって表現することができる。自分の意見を、日本語の文章によって表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 12月の第2回日本語能力試験において、N1を合格することを目指す。具体的には、練習問題を解き理解を深め、まとめ問題により理解度を確認する。漢字・語彙・文法は宿題を中心とし、読解・聴解は授業内で取り組む。
 夏休みの宿題として作文を課し、コンクールに応募する。また、日本語能力試験以降は意見文を書く練習をする。
授業の進め方・方法:
 問題演習形式とする。聴覚問題の際には音声機器を使用する。
 毎回宿題として漢字・語彙・文法の問題を出題する。次の授業の最初に理解度確認のための実践問題を解き、その点数も評価に入るため、毎回の宿題をしっかり行うこと。
注意点:
 学生生活を送る上で、日本語の能力は大変重要です。毎回の課題、宿題にしっかり取り組み、日本語の力を身につけていきましょう。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要 収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
2週 漢字1
読解1
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。
3週 語彙1
聴解1
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
4週 文法1
読解2
論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
5週 漢字2
読解3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。

6週 語彙2
聴解2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
7週 文法2
聴解3
論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
8週 漢字3
読解4
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。
2ndQ
9週 語彙3
読解5
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
10週 文法3
聴解4
論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
11週 漢字4
聴解5
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。
12週 作文1 報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。
13週 作文2 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
14週 作文3 報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。
15週 作文4 作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。
16週 漢字5
語彙4
文法4
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
後期
3rdQ
1週 読解6
聴解6
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
2週 語彙5
読解7
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
3週 文法5
読解8
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
4週 漢字6
聴解7
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。
5週 語彙6
聴解8
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
6週 文法6
聴解9
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
7週 総合問題1 収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
8週 総合問題2 収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
4thQ
9週 文章読解1 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
10週 文章読解2 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
11週 意見文1 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
12週 意見文2 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
13週 意見文3 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
14週 意見文4 報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。
15週 意見文5 報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。
16週 まとめ 作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。

評価割合

授業内試験作文能力試験意見文ポートフォリオその他合計
総合評価割合6510101500100
基礎的能力6510101500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000