到達目標
環境都市工学科で学ぶ科目のうち、主要な科目を6名の先生方に2コマ程度分担していただき、5年間で学ぶ内容の概要を習得させる。具体的には施工(建設機械)、構造力学、地盤工学、衛生工学、コンクリート工学、水工学である。2年次以降の各専門科目の序論として位置づけている。 □施工では、主建設機械の種類とその役割が理解できる。 □事業費等を算出するのに必要な歩掛を理解できる。 □地盤の液状化や斜面崩壊のメカニズムが理解できる。 □構造力学の実社会での役割を理解できる。 □安全な水の確保と環境について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 6科目の専門分野の役割概要を十分に説明できる | 6科目の分野の役割、概要を説明できる | 6科目の分野の役割、概要を説明できない |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
施工、構造力学、地盤工学、衛生工学、コンクリート工学、水工学の基礎事項を理解する。
授業の進め方・方法:
8名の先生が1-2コマ程度分担し、5年間で学ぶ内容の概要を習得させる。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
講義概要
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2週 |
コンクリート工学 |
コンクリ-トの基礎および概要について説明できる
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3週 |
地震工学と防災 |
地震の発生メカニズムや過去の被害を事例を学び、地震防災の概要を説明できる。
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4週 |
都市を守る(1) 地盤の液状化現象、圧密沈下、斜面崩壊 |
飽和砂の液状化メカニズムを説明できる。 斜面の安定計算手法を説明でき、安全率等の算定に適用できる。
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5週 |
都市を守る(2) 建物基礎の支持力、地盤改良工法 |
地盤改良工法や液状化対策工法について、説明できる。
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6週 |
地下構造物(トンネル) トンネルの種類と掘削工法 |
トンネル工の目的と施工法について、説明できる。
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7週 |
構造力学の役割 |
構造力学が担う役割、土木工事の役割と責任、ビデオ学習
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
環境と生きる |
安全な水を得るには:現在の世界情勢などから飲料水を得ることの大切さ、難しさなどを説明できる。
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10週 |
環境と生きる |
安全な生活のために:現在の世界情勢などから安全な生活環境を得ることの大切さ、難しさなどを説明できる。
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11週 |
河川災害 |
水害と治水 ・都市型水害と内水処理の対策について、説明できる。 ・河川堤防・護岸・水制の役割について、説明できる。
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12週 |
海岸保全 |
日本の沿岸災害 ・津波と高潮の特徴を説明できる。
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13週 |
土木施工(1) |
土工・基礎工・コンクリート工の概要について説明できる
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14週 |
土木施工(2) |
岩盤工・トンネル工・擁壁工・埋設管工の概要について説明できる
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15週 |
まとめ |
資格について
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |