到達目標
コンピューターリテラシーは、コンピューターのハード面から、ソフト面の基礎的知識を理解し、活用できるための学習を行います。office(文書作成、表計算、プレゼン)の使い方、
ホームページ作成の基礎、Teamsの操作など、今後の活用に有益な技能と知識を養います。また、情報倫理では、過去のトラブル事例等も含め、実践に役立つ情報を提供し、人としての
常識を養います。
□コンピュータのハードウェア、ソフトウェアーに関する基礎的な知識を理解し、活用できる。[MCC]
□論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。[MCC]
□情報技術の進展が社会に及ぼす影響として、情報倫理(技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)などを説明できる。[MCC]
□情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを説明できる。[MCC]
□インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威と情報について理解し、説明できる。[MCC]
□インターネット言語を使って、ホームページ画面が作成できる。[群馬高専独自]
□情報セキュリティの必要性および守るべき情報、実践すべき対策について理解し、説明できる。[MCC]
□個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。[MCC]
□インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用上の様々な脅威に対する実践すべき対策を説明できる。[MCC]
□インターネット(SNSを含む)の光と影について独自にも調べ、プレゼンテーションができる。[群馬高専独自]
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | コンピューターの基礎知識を理解し、説明できる。 | コンピューターの基礎知識を理解し、説明できる。 | コンピューターの基礎知識を理解し、説明できない。 |
評価項目2 | ソフトウェアの基礎知識、コンピューター利用に関する基礎技術を習得し、利用できる。 | ソフトウェアの基礎知識、コンピューター利用に関する基礎技術を習得し、利用できる。 | ソフトウェアの基礎知識、コンピューター利用に関する基礎技術を習得できない。 |
評価項目3 | コンピューターのネットワーク機能を理解できる、 | コンピューターのネットワーク機能を理解できる。 | コンピューターのネットワーク機能を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目はwindowsパソコンを道具として利用できる能力を養うことを目的としている。また、身近にあるインター
ネット社会を生きるために最低限必要な「情報倫理」を理解することも併せた授業内容としている。マイクロソフト
社の文書作成ツールword、表計算Excel、発表作成ツールPowerpointの基本的な利用方法を学ぶ。毎時間ブラインド
タッチの習得も目指す。
授業の進め方・方法:
パソコンを使用し、実践練習を行いながら基礎を修得していく。
注意点:
本科目は学修単位なので、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となる。具体的な学修内容は
教科書に沿ったプリント学習になる。プリント学習は、教科書を読みながら、進めていく。課題が多くなる、提出物の期限
を守って、提出すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス パソコンの立ち上げ方法、Windows操作、1章1節 情報社会(教科書) |
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2週 |
1章1節 情報社会(教科書) Office365の概要説明/コンピューターの基礎 |
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3週 |
1章2節 情報とメデイア(教科書) word(文章作成ツール)/3章1節 表現の工夫 |
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4週 |
1章3節 情報モラルと社会のルール(教科書) word(文章作成ツール)/3章1節 表現の工夫 |
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5週 |
2章1節 情報機器とディジタル(教科書) word(文章作成ツール)/3章1節 表現の工夫 |
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6週 |
2章2節 ディジタル表現(教科書) その1 EXCEL(表計算)ファイル管理/2章2節表計算ソフトの利用(教科書) |
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7週 |
2章2節 ディジタル表現(教科書) その2 EXCEL(表計算)ファイル管理/2章2節表計算ソフトの利用(教科書) |
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
4章1節 コミニュケーション(教科書) EXCEL(表計算)ファイル管理/2章2節表計算ソフトの利用(教科書) |
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10週 |
4章2節 ネットワーク(教科書)/メールの仕組みと設定/ EXCEL(表計算)ファイル管理/2章2節表計算ソフトの利用(教科書) |
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11週 |
4章3節 情報セキュリティー(教科書) Powerpoint(プレゼンテーション) |
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12週 |
3章3節 プレゼンテーション(教科書) Powerpoint(プレゼンテーション/班単位による発表 |
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13週 |
3章3節プレゼンテーション(教科書) Powerpoint(プレゼンテーション)/班単位による発表 |
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14週 |
ホームページの作成/5章3節情報発信(教科書) ホームページの作成
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 4 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 4 | |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 4 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |