情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 2C004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布
担当教員 木村 清和

到達目標

情報処理に関する基礎知識やアプリケーションソフトの学習を通して、情報セキュリティーならびにコンピュータリテラシーの知識を修得すると共に、
情報化社会に対応できる情報収集、情報選択、情報発信能力を身につける。
□UNIXの基本コマンドを理解しファイルを操作できる
□メールの送受信の仕組みを理解し、メールの経路を確認できる(フィッシングメール対策を含む)
□HPを作成し公開できる
□officeソフトを活用できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1UNIXのコマンドを理解しファイルを操作できるUNIXの基本コマンドを理解しファイルを操作できるUNIXの基本コマンドを理解しファイルを操作できない
評価項目2メールの送受信の仕組みを理解し、メールの経路を確認できるメールの送受信の仕組みを理解しているメールの送受信の仕組みを理解していない
評価項目3HPに必要なファイルの設定を近いし、自由に作成し公開でき、HPを作成し公開できるHPを作成し公開できない
評価項目4officeソフトを自由に操作し、応用できるofficeソフトを活用できるofficeソフトを活用できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
UNIX、Windows の両OS が導入されているネットワーク端末を用いて、講義、演習形式の学習を行い、下記の事項に
ついて学習する。
 ・コンピュータの基本的な操作方法
 ・officeによる文書の作成法
 ・インターネットの仕組み
 ・インターネットの脅威と情報セキュリティーの必要性
 ・UNIXに関する基礎知識
 ・ホームページの作成法
授業の進め方・方法:
図書館のパソコン室で授業を行う。授業は1人1台のパソコン端末を実際に操作しながら行う。
注意点:
単にコンピュータの操作方法を覚えるのではなく、情報リテラシー、情報セキュリティや問題解決力を身に付けることを主眼とする

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概論、基本操作 インターネット上のマナーとルール
2週 ファイルとは コンピュータのファイルの種類を理解する
3週 ファイル構造
UNIXの基本コマンド
コンピュータのファイルの構造を理解する
UNIXの基本コマンドを理解する
小テストを実施して基礎的能力を成績20点分として評価
4週 UNIXのコマンドによるファイル操作 UNIXのコマンドによるファイル操作ができる
5週 メールのしくみ メールのしくみを理解する
6週 メーラーの設定 メールの仕組みを理解しメーラーに必要な設定を理解する
7週 メールの経路の確認方法 メールの経路の確認方法を理解し、フィッシングメールを判別できる
8週 中間試験 基礎的能力を成績40点分として評価(試験は100点満点で実施)
2ndQ
9週 ファイルのパーミッション ファイルのパーミッションの違いを理解する
10週 デイレトリのパーミッション デイレトリのパーミッションの違いで生じる影響を理解する
11週 ホームページの作成 ホームページの仕組みを理解し簡単なページを作成できる
12週 ホームページの作成 ハイパーリンクのはり方を身につける
13週 officeソフトによるレポート作成(基本) officeソフトにより効率よくレポートを作成する基本を身につける
14週 officeソフトによるレポート作成(表計算や図面の挿入) officeソフトにより見栄えの良いレポートを効率よく作成することができる
15週 HPにofficeで作成した文章の公開方法
インターネット上の脅威とその対策(K-SEC教材を利用)
HPにofficeで作成した文章の公開できる
作成したHPを用いて課題を提出してもらいます。
インターネット上の脅威を理解し、その対策ができる
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力200000020
専門的能力4000004080
分野横断的能力0000000