到達目標
情報処理に関する基礎知識やアプリケーションソフトの学習を通して、情報セキュリティーならびにコンピュータリテラシーの知識を修得すると共に、
情報化社会に対応できる情報収集、情報選択、情報発信能力を身につける。
□UNIXの基本コマンドを理解しファイルを操作できる
□メールの送受信の仕組みを理解し、メールの経路を確認できる(フィッシングメール対策を含む)
□HPを作成し公開できる
□officeソフトを活用し資料・レポートを作成できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | UNIXのコマンドを理解しファイルを操作できる | UNIXの基本コマンドを理解しファイルを操作できる | UNIXの基本コマンドを理解しファイルを操作できない |
評価項目2 | メールの送受信の仕組みを理解し、メールの経路を確認できる | メールの送受信の仕組みを理解している | メールの送受信の仕組みを理解していない |
評価項目3 | HPに必要なファイルの設定を近いし、自由に作成し公開でき、 | HPを作成し公開できる | HPを作成し公開できない |
評価項目4 | officeソフトを自由に操作し、応用できる | officeソフトを活用できる | officeソフトを活用できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
UNIX、Windows の両OS が導入されているネットワーク端末を用いて、講義、演習形式の学習を行い、下記の事項に
ついて学習する。
・コンピュータの基本的な操作方法
・officeによる文書の作成法
・インターネットの仕組み
・インターネットの脅威と情報セキュリティーの必要性
・UNIXに関する基礎知識
・ホームページの作成法
授業の進め方・方法:
図書館のパソコン室で授業を行う。授業は1人1台のパソコン端末を実際に操作しながら行う。
注意点:
単にコンピュータの操作方法を覚えるのではなく、情報リテラシー、情報セキュリティや問題解決力を身に付けることを主眼とする
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
概論、基本操作 |
インターネット上のマナーとルール
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2週 |
ファイルとは |
コンピュータのファイルの種類を理解する
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3週 |
ファイル構造 UNIXの基本コマンド |
コンピュータのファイルの構造を理解する UNIXの基本コマンドを理解する 小テストを実施して基礎的能力を成績20点分として評価
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4週 |
UNIXのコマンドによるファイル操作 |
UNIXのコマンドによるファイル操作ができる
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5週 |
メールのしくみ |
メールのしくみを理解する
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6週 |
メーラーの設定 |
メールの仕組みを理解しメーラーに必要な設定を理解する
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7週 |
メールの経路の確認方法 |
メールの経路の確認方法を理解し、フィッシングメールを判別できる
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8週 |
中間試験 |
基礎的能力を成績40点分として評価(試験は100点満点で実施)
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2ndQ |
9週 |
ファイルのパーミッション |
ファイルのパーミッションの違いを理解する
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10週 |
デイレトリのパーミッション |
デイレトリのパーミッションの違いで生じる影響を理解する
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11週 |
ホームページの作成 |
ホームページの仕組みを理解し簡単なページを作成できる
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12週 |
ホームページの作成 |
ハイパーリンクのはり方を身につける
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13週 |
officeソフトによるレポート作成(基本) |
officeソフトにより効率よくレポートを作成する基本を身につける
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14週 |
officeソフトによるレポート作成(表計算や図面の挿入) |
officeソフトにより見栄えの良いレポートを効率よく作成することができる
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15週 |
HPにofficeで作成した文章の公開方法 インターネット上の脅威とその対策(K-SEC教材を利用) |
HPにofficeで作成した文章の公開できる 作成したHPを用いて課題を提出してもらいます。 インターネット上の脅威を理解し、その対策ができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |