到達目標
□ 交通に関する調査方法を踏まえ,道路の計画と設計の手順について理解でき,説明できる.
□ 道路の交通現象について理解でき,道路の交通容量を計算できる.
□ 道路交通の管理と運用の方法を理解でき,具体的な信号表示設計ができる.
□ 道路の交通マネジメントと新技術を理解でき,様々な交通問題に対応した適切な対策を説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 交通に関する調査方法を踏まえ,道路の計画と設計の手順について理解でき,説明できる. | 交通に関する調査方法を踏まえ,道路の計画と設計の手順について理解できる. | 道路の計画と設計の手順について理解できておらず,説明できない. |
| 道路の交通現象について理解でき,道路の交通容量を計算できる. | 道路の交通現象について理解できる. | 道路の交通現象について理解できておらず,道路の交通容量を計算できない. |
| 道路交通の管理と運用の方法を理解でき,具体的な信号表示設計ができる. | 道路交通の管理と運用の方法を理解できる. | 道路交通の管理と運用の方法を理解できておらず,具体的な信号表示設計ができない. |
| 道路の交通マネジメントと新技術を理解でき,様々な交通問題に対応した適切な対策を説明できる. | 道路の交通マネジメントと新技術を理解できる. | 道路の交通マネジメントと新技術を理解できておらず,様々な交通問題に対応した適切な対策を説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
身近な社会基盤である道路について,その計画手順や道路幾何構造設計について学ぶとともに,交通流の特性,信号制御などの交通制御や様々な交通運用手法について理解する.講義では基礎から応用まで,国内外の最新動向を踏まえた話題提供を行う.さらに,情報通信技術や自動車技術の進化にも対応した,これからの道路交通システムについても概観する.
授業の進め方・方法:
板書,プロジェクタを用いた講義を行う.適宜プリントを配布する.
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
交通調査と調査手法 |
交通調査の目的,交通関連統計調査,交通流観測,様々な調査手法について理解できる.
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3週 |
交通量の統計的性質 |
交通量・速度の特性,交通流の変動特性について理解できる.
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4週 |
道路の計画と設計(1) |
道路の機能と種類,道路網の計画,路線計画について理解できる.
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5週 |
道路の計画と設計(2) |
道路の区分,横断構成,線形と視距について理解できる.
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6週 |
道路の計画と設計(3) |
平面交差,ラウンドアバウト,立体交差について理解できる.
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7週 |
前期(前半)のまとめ |
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
交通流の特性(1) |
時間空間図による交通流の表現,交通流を表す状態量(交通量,密度,速度)について理解できる.
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10週 |
交通流の特性(2) |
交通量・密度・速度(QKV)の関係について理解できる.
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11週 |
交通流の特性(3) |
到着台数および車頭時間の分布,交通量累積図について理解できる.
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12週 |
交通渋滞 |
渋滞のメカニズム,渋滞発生前後の交通特性,渋滞解析,渋滞対策について理解できる.
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13週 |
道路の交通容量(1) |
単路部の交通容量について理解できる.
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14週 |
道路の交通容量(1) |
平面交差の交通容量について理解できる.
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15週 |
前期(後半)のまとめ
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
交通規制と交通運用
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交通管理,交通規制,道路標識,路面標示について理解できる.
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2週 |
交通信号制御(1) |
信号制御の役割,信号機の設置要件,信号交差点の交通現象について理解できる.
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3週 |
交通信号制御(2) |
信号制御の基本事項,信号表示設計について理解できる.
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4週 |
交通信号制御(3) |
信号表示設計の具体例について理解できる.
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5週 |
交通管制システム |
交通管制システムと交通信号制御の高度化について理解できる.
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6週 |
交通事故と交通安全対策 |
交通事故の偶発性,交通事故要因分析,交通安全対策について理解できる.
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7週 |
後期(前半)のまとめ
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8週 |
中間試験
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4thQ |
9週 |
地区交通計画 |
生活道路の交通対策,歩車共存道路,国内外の事例について理解できる.
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10週 |
歩行者・自転車交通 |
わが国の現状と課題,海外諸国の事例について理解できる.
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11週 |
新交通システム |
定義と分類,位置づけ,事例について理解できる.
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12週 |
道路交通と環境 |
排気ガス,地球温暖化対策と交通,交通騒音・振動について理解できる.
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13週 |
交通需要マネジメント(TDM) |
TDMの概要・事例,社会実験について理解できる.
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14週 |
高度道路交通システム(ITS) |
交通と情報通信,道路と自動車技術,事例と最新動向について理解できる.
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15週 |
後期(後半)のまとめ |
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |