到達目標
□ 河川の治水・利水・親水(環境)に関する3機能が理解できる.
□ 河川流域における水文循環とその素過程が理解できる.
□ 河川流域の地形・地質特性に関する数量化とその解析(数値計算)ができる.
□ 河川流域への降水による流出現象とその素過程が理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 河川の治水・利水・親水(環境)に関する3機能を説明できる. | 河川の治水・利水・親水(環境)に関する3機能を理解できる. | 河川の治水・利水・親水(環境)に関する3機能を理解できない. |
評価項目2 | 河川流域における水文循環とその素過程が説明できる. | 河川流域における水文循環とその素過程が理解できる. | 河川流域における水文循環とその素過程が理解できる. |
評価項目3 | 河川流域の地形・地質特性に関する数量化とその解析(数値計算)ができる. | 河川流域の地形・地質特性に関する数量化とその解析(数値計算)法を理解できる. | 河川流域の地形・地質特性に関する数量化とその解析(数値計算)ができず,手法を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
河川工学における治水・利水・親水(環境)の3重要課題を解明する上で重要となる河川の地形,地理,および河川の水理・水文学とその調査・分析法などを講義・演習を通して学習する.
授業の進め方・方法:
講義・演習を主体とした座学方式
注意点:
レポートや課題を全て提出することは成績評価を行う条件であり,未提出のレポートや課題がある場合は,総合成績を0点とする.
本科目は学修単位のため,授業時間15時間に加えて,自学自習時間30時間が授業の前後に必要となる.具体的な学修内容は講義資料に沿った学習になる.課題提出または小テストを実施する.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
環境工学を学ぶ意義と内容 |
文明社会と河川の利用について理解している。
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2週 |
河川の地形・地理(1) ~河川の自然要件と河川法上の分類~ |
河川の管理と整備について説明できる
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3週 |
河川の地形・地理(2) ~河川の地形形態・流域形状とその数量化~ |
河川の分類と流域ついて理解している。 河川における流れ作用と河道形状について理解している。
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4週 |
河川の水理・水文学(1) ~降水の原因と種類~ |
水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について理解している。
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5週 |
河川の水理・水文学(2) ~流出とそのメカニズ~ |
流出過程、流況曲線について理解している。
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6週 |
水文調査・分析法(1) |
水文量の観測方法を説明でき、流域平均雨量を計算できる。
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7週 |
水文調査・分析法(2) |
流出解析法について理解している。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
水文データとその統計・確率解析手法(1) |
水文量の統計的性質について理解している。
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10週 |
水文データとその統計・確率解析手法(2) |
水文量の統計的性質について理解している。
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11週 |
治水計画・施工・管理(1) |
河道計画の策定について理解している。
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12週 |
治水計画・施工・管理(2) |
河川堤防・護岸・水制の役割について理解している。 河床形態、限界掃流力、掃流砂量公式、浮遊砂量公式、河床変動について理解している。 河道およびダムによる洪水対策について理解している。 河床形態、限界掃流力、掃流砂量公式、浮遊砂量公式、河床変動について理解している。
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13週 |
治水計画・施工・管理(3) |
水害の特性とその変遷について理解している。 都市型水害と内水処理の対策について理解している。
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14週 |
利水計画・施工・管理 河川環境計画・施工・管理 |
近年の渇水状況と降水の変化について理解している。 日本及び世界の水資源の現況について理解している。 河川における生態系の保全と復元について理解している。
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15週 |
河口域の水理 |
津波と高潮の特徴を説明できる. 波の基本的性質を説明できる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 50 |
専門的能力 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |