到達目標
我が国で実施されている建設行政の実態および様々な問題等についての知識を習得し、実社会に対する対応力を養う。 ・事業を行う上での説明責任を建設法規を基に理解できる。 ・建設副産物の適切な処理方法を法規的な観点から理解できる。 ・高速道路整備の法的な手順を理解できる。 ・労働者災害とその法律を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 「社会資本整備とは」、「建設行政の組織と役割とは」、「建設法規」、「行政一般」等の基礎知識について充分に説明できる。 | 「社会資本整備とは」、「建設行政の組織と役割とは」、「建設法規」、「行政一般」等の基礎知識について説明できる。 | 「社会資本整備とは」、「建設行政の組織と役割とは」、「建設法規」、「行政一般」等の基礎知識について説明できない。 |
| 評価項目2 | 「環境への配慮」、「説明責任」、「建設副産物対策」、「建設産業と労働災害」等の最新の考え方について充分に説明できる。 | 「環境への配慮」、「説明責任」、「建設副産物対策」、「建設産業と労働災害」等の最新の考え方について説明できる。 | 「環境への配慮」、「説明責任」、「建設副産物対策」、「建設産業と労働災害」等の最新の考え方について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
明治以来綿々と続けられてきた我が国の社会資本整備は、(1) 低成長期の整備、(2) 入札制度、(3) 国際化、(4) 高齢化社会の到来等様々な問題をかかえ、いま、まさに転換期を迎えている。これらの諸問題を認識すると共に今後の我が国における社会資本整備はいかにあるべきかを議論し、建設技術者としての広い視野を養う。具体的には、「社会資本整備とは」、「建設行政の組織と役割とは」、「建設法規」、「行政一般」等の基礎知識を養う。さらに、建設事業におけるホットな話題として、「環境への配慮」、「説明責任」、「建設副産物対策」、「建設産業と労働災害」等を取り上げ、最新の情報を教授する。建設系技術者として必要な資格についての知識も教授する。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
◎はじめに 講義の概要。行政と建設行政。 |
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| 2週 |
◎社会資本（1） 日本の自然特性。社会資本の概念・特徴。 |
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| 3週 |
◎社会資本（2） 社会資本の整備状況 ◎公共投資（1） 財政の役割 |
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| 4週 |
◎公共投資（2）社会資本整備の効果。公共投資の現在までの考え方 |
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| 5週 |
◎道路行政（1） 現況。道路特定財源制度。有料道路制度 |
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| 6週 |
◎道路行政（2） 道路事業の種類 ◎河川行政（1） 河川法 |
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| 7週 |
◎河川行政（2） 流域治水。ダム |
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| 8週 |
・中間試験 |
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| 2ndQ |
| 9週 |
◎公共事業の執行（1） 公共工事の特徴。社会資本が備えるべき機能 |
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| 10週 |
◎公共事業の執行（2） 公共事業の手順 ◎入札制度（1） 積算。従来の入札制度 |
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| 11週 |
◎入札制度（2） 入札制度の改善 ◎説明責任 公共事業批判。説明の必要性 |
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| 12週 |
◎環境への配慮 法規。リサイクルの促進 ◎維持管理 現状と課題 |
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| 13週 |
◎建設産業（1）現状と特徴。施工管理 |
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| 14週 |
◎建設産業（2） 施工技術の確保 ◎コンサルタント 技術士制度の背景と資格 |
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| 15週 |
◎まとめ |
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| 16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |