到達目標
・生きものの生活や生態系のしくみを学習できる。
・生態系と人間との関係を理解できる。
・生態系を保全・復元するためのシステムの計画と設計について学ぶことができる。
・生きものとの共存を図るために、生態系への影響を軽減する対策を構築できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生きものの生活・生態系のしくみ・生態系とノン減との関係を十分に説明できる。 | 生きものの生活・生態系のしくみ・生態系とノン減との関係を説明できる。 | 生きものの生活・生態系のしくみ・生態系とノン減との関係を説明できない。 |
評価項目2 | 生態系の保全・復元システムの計画・設計が十分にできる。 | 生態系の保全・復元システムの計画・設計ができる。 | 生態系の保全・復元システムの計画・設計ができない。 |
評価項目3 | 生きものとの共存を図り、生態系への影響の軽減対策を十分に構築できる。 | 生きものとの共存を図り、生態系への影響の軽減対策を構築できる。 | 生きものとの共存を図り、生態系への影響の軽減対策を構築できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・【生きものの生活と生態系のしくみ】生きもの、生きものの社会、生きものと環境、生きものと時間について解説する。
・【生態系と人間との関係】人間による生態系の評価、人間が生態系に与える影響について解説する。また、生態系の復元や創出の可能性を知るためのポテンシャル評価についても詳しく述べる。
・【生態系保全・復元】生態系への影響を軽減し、生態系を保全・復元するためのシステムの計画と設計について概説し、生きものとのふれあいの手法について解説する。さらに、いきものとの共存する計画として重要な生態ネットワークの計画について解説し、生きものとの共存するための制度として環境アセスメントとミティゲーションの技術について詳しく述べる。
授業の進め方・方法:
講義と視聴覚教材を併用する。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 生きもの |
生きものとは、生きものの進化・種・分布・未知性
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2週 |
生きものの社会Ⅰ |
個体、個体群、 ビデオ「淡水に命あふれる」
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3週 |
生きものの社会Ⅱ |
群衆、生態系、景観
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4週 |
生きものと環境 |
生息環境、生息地、生きもの移動 ビデオ「生きている地球」
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5週 |
生きものと時間 |
生活史、生態遷移
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6週 |
生態系の評価 |
自然の価値、自然システムの評価、生きものの多様性
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7週 |
生きもの情報 |
情報のとらえ方およびストック
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
インパクトと反応 |
生息地の消失、分断化、攪乱、都市生態系、生物学的侵入
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10週 |
環境ポテンシャルの評価Ⅰ |
環境ポテンシャルの概念、環境ポテンシャルの評価
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11週 |
環境ポテンシャルの評価Ⅱ |
環境ポテンシャルの人為的変化と復元の可能性
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12週 |
システムの計画と設計 |
生態系と人工系、生態工学の対象、システムの構築
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13週 |
生きものと人間の関係 |
生きものと人間との距離、生きものとの出会い ビデオ「洞窟 未踏の地下世界」
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14週 |
生態ネットワーク |
生態ネットワークと生物多様性の保全、生態ネットワークの計画
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15週 |
自然環境アセスメントとミティゲーション まとめ |
調査・予測・評価の技術的特徴、ミティゲーション
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16週 |
試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 45 |
専門的能力 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 45 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |