環境化学

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境化学
科目番号 0033 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 環境工学の基礎-地球環境とその保全、早川豊彦・種茂豊一、実教出版
担当教員 谷村 嘉恵

到達目標

・地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、水質汚濁、廃棄物の処理とリサイクル、騒音、悪臭など地球環境問題を学習できる。
・人の生活環境における環境問題について科学の視点から検討できる。
・環境問題がなぜ発生したか、今どんな状態にあるか、そしてそれらを解決するにはどうすればよいかなどの事柄を知ることができる。
・人・社会・環境についての倫理・教養を身につくことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な用語や概念を用いて具体的な事象を説明できる。基本的な用語や概念を説明できる基本的な用語や概念を説明できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・【地球環境】地球の成り立ち・構造・物質循環・天然資源およびエネルギーについて学習する。
・【環境問題の様相】オゾン層破壊、地球温暖化、酸性雨、砂漠化、種の絶滅などの地球規模の環境問題を取り上げ、これらの環境問題が起こった原因と現状について学び、これらの防止対策を考える。
・【環境汚染及び対策技術】大気環境、水環境及び土壌環境・地盤環境における汚染の現状と汚染のメカニズムを分析し、それぞれの対策技術を紹介する。また、廃棄物、騒音、振動、悪臭について例を挙げて説明する。
・【身近の環境問題】公害問題、地球サミット都市生活などを取り上げる。
授業の進め方・方法:
講義と視聴覚教材を併用する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
地球の成り立ち
講義計画の説明
滝と海洋の形成、生命の誕生
(ビデオ教材を併用する)
2週 地球の構造Ⅰ 気圏、水圏
3週 地球の構造Ⅱ 個体地球、生物圏
4週 地球上を循環する物質Ⅰ 水の循環、炭素の循環
5週 地球上を循環する物質Ⅱ 窒素の循環、リンの循環
6週 地球上を循環する物質Ⅲ 硫黄の循環、生態系における物質の循環
7週 天然資源とエネルギー 金ぞき資源、その他の資源、新しいエネルギー
8週 中間試験
4thQ
9週 地球環境問題Ⅰ 地球環境問題
ビデオ教材:「地球環境はいま」第1巻(①地球温暖化、②オゾン層破壊、③酸性雨)
10週 地球環境問題Ⅱ 地球温暖化の原因・対策
11週 地球環境問題Ⅲ オゾン層破壊の原因・対策
12週 地球環境問題Ⅳ 森林の減少・砂漠化・種の絶滅
ビデオ教材:「地球環境はいま」第2巻(①砂漠化、②熱帯林の減少、③野生生物の種の減少)
13週 大気環境問題 大気汚染及び汚染物質、その汚染の現状及び対策
14週 環境問題と我が国の産業
環境汚染の未然防止
大量生産と大量消費
大気汚染・水質汚染への取り組み
各産業の様々な問題
15週 都市生活と環境問題
まとめ
都市システムと環境
都市のエネルギー消費と熱汚染
16週 期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力2000003050
専門的能力400000040
分野横断的能力100000010