ディジタル信号処理特論

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 ディジタル信号処理特論
科目番号 138 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 電子情報通信工学シリーズ「デジタル信号処理」 萩原将文 森北出版 ISBN978-4-627-70131-1
担当教員 市村 智康

到達目標

授業の到達目標は以下の通りである.
(1)信号処理の基礎と数学的背景が理解できる.
(2)離散信号の取扱い,その処理方法と応用が理解できる.
(2)デジタル信号処理の簡単な応用について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1信号処理の基礎と数学的背景が十分に理解できる信号処理の基礎と数学的背景が理解できる信号処理の基礎と数学的背景が理解できない
評価項目2離散信号の取扱い,その処理方法と応用が十分に理解できる離散信号の取扱い,その処理方法と応用が理解できる離散信号の取扱い,その処理方法と応用が理解できない
評価項目3デジタル信号処理の簡単な応用について詳しく説明できるデジタル信号処理の簡単な応用について説明できるデジタル信号処理の簡単な応用について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
デジタル信号処理の基礎について修得する。具体的に,フーリエ級数展開とフーリエ変換の復習,ラプラス変換とZ変換,離散フーリエ変換,IIRシステム,FIRシステムなどについて学ぶ.
授業の進め方・方法:
板書を中心に行う.
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 信号処理の基礎(1) フーリエ級数展開、フーリエ変換について復習し、演習により理解を確かめる。
2週 信号処理の基礎(2) フーリエ級数展開、フーリエ変換について復習し、演習により理解を確かめる。
3週 信号処理の基礎(3) フーリエ級数展開、フーリエ変換について復習し、演習により理解を確かめる。
4週 信号処理の基礎(4) フーリエ級数展開、フーリエ変換について復習し、演習により理解を確かめる。
5週 ラプラス変換とZ変換(1) 連続システムにおけるラプラス変換・逆変換を復習するとともに、離散信号の取扱いのためにサンプル値のラプラス変換からZ変換を導く。またその性質、逆Z変換について学習する。
6週 ラプラス変換とZ変換(2) 連続システムにおけるラプラス変換・逆変換を復習するとともに、離散信号の取扱いのためにサンプル値のラプラス変換からZ変換を導く。またその性質、逆Z変換について学習する。
7週 ラプラス変換とZ変換(3) 連続システムにおけるラプラス変換・逆変換を復習するとともに、離散信号の取扱いのためにサンプル値のラプラス変換からZ変換を導く。またその性質、逆Z変換について学習する。
8週 ラプラス変換とZ変換(4) 連続システムにおけるラプラス変換・逆変換を復習するとともに、離散信号の取扱いのためにサンプル値のラプラス変換からZ変換を導く。またその性質、逆Z変換について学習する。
4thQ
9週 離散フーリエ変換 (1) サンプル値のフーリエ変換(離散フーリエ変換)の性質、演算量について学習する。
10週 離散フーリエ変換 (2) サンプル値のフーリエ変換(離散フーリエ変換)の性質、演算量について学習する。
11週 離散フーリエ変換 (3) サンプル値のフーリエ変換(離散フーリエ変換)の性質、演算量について学習する。
12週 離散フーリエ変換 (4) サンプル値のフーリエ変換(離散フーリエ変換)の性質、演算量について学習する。
13週 離散時間システム(1) IIRシステムとFIRシステム、たたみ込みについて学習する。
14週 離散時間システム(2) IIRシステムとFIRシステム、たたみ込みについて学習する。
15週 デジタルフィルタ フィルタの種類と設計法の概要について学習する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力4000002060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000