日本文化論

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本文化論
科目番号 17 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 毎回自作プリントを配布する。
担当教員 田貝 和子

到達目標

□ 日本語を分析的に学ぶことで、自己の表現活動に役立てることができる。
□ 文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
□ 論理的かつ多角的な理解力、柔軟な思考・発想力を含む主体的な表現意欲を培うことができる。
□ 社会で使用されることばを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語を分析的に学ぶことで、自己の表現活動に役立てることが十分にできる。日本語を分析的に学ぶことで、自己の表現活動に役立てることができる。日本語を分析的に学ぶことで、自己の表現活動に役立てることができない。
評価項目2文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることが十分にできる。文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができない。
評価項目3論理的かつ多角的な理解力、柔軟な思考・発想力を含む主体的な表現意欲を培うことが十分にできる。論理的かつ多角的な理解力、柔軟な思考・発想力を含む主体的な表現意欲を培うことができる。論理的かつ多角的な理解力、柔軟な思考・発想力を含む主体的な表現意欲を培うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語を実際に分析し、日本語を理解する。また、資料収集の作業を元に、自分の研究テーマに関する事項に対して、日本における歴史的変遷を探り、自分の研究テーマに対して、日本文化史の視点から発展可能な事項を見出す。
授業の進め方・方法:
前半は、日本語を形態素解析を用いて2種の文章を比較、分析する。
後半は、各自のテーマについて、日本における歴史的変遷を調査する。その後、発表及びレポートとしてまとめる。
注意点:
歴史を知ることは、現代を知ることです。ことばが変化してきた様子について、思いを馳せてみてください。
また、現代科学の参考となる事項を掘り起こし、日本の風土に適合した開発を考える第一歩になればと思います。
本科目は、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となります。具体的な学修内容は、ワード、エクセルを使用した日本語の分析、及び、本人の研究テーマに関わるレポートの調査です。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要 授業の概要を述べ、意義と目的について説明する。
日本語史の全体像について理解する。
2週 日本語分析1 日本語を分析する方法について理解する。
3週 日本語分析2 日本語を分析する方法について理解し、調査資料について検討する。
4週 日本語分析3 調査対象資料を形態素解析し、エクセルデータとする。
5週 日本語分析4 形態素解析したデータを調査し易いように修正する。
6週 日本語分析5 データから読み取れる内容を分析する。
7週 日本語分析発表 分析した日本語の文章について発表する。
8週 日本語史のまとめ(試験) 日本語史についての筆記試験。
2ndQ
9週 テーマ設定 自己の研究に関連するテーマを設定する。
10週 資料収集方法 辞書や索引などを使って、資料収集を行う。
11週 レポート作成1 資料をもとにレポートを作成する。
12週 レポート発表準備 レポートの内容についての発表準備をする。
13週 レポート発表 レポートの内容について発表する。
14週 レポート作成2 レポートの内容を修正する。
15週 総括 授業の総括を行う。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合2010100060100
基礎的能力2010100060100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000