到達目標
□身体の主な骨、筋肉の名称とその構造・機能を理解できる。
□身体を活動させるエネルギー供給機構について理解できる。
□身体重心について、測定の方法・写真での合成の仕方を理解できる。
□「歩く」「走る」「跳ぶ」「投げる」といった動作がどの様に行われているかを理解できる。□身体の主な骨、筋肉の名称とその構造・機能を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 身体の主な骨、筋肉の名称とその構造・機能を理解し,説明できる. | 身体の主な骨、筋肉の名称とその構造・機能はわかっているが説明はできない. | わからないし,理解できていない. |
| 身体を活動させるエネルギー供給機構を理解し,説明できる. | 身体を活動させるエネルギー供給機構を理解しているが説明はできない. | わからないし,理解できていない. |
| 身体重心について、測定の方法・写真での合成の仕方を理解し,説明できる. | 身体重心について、測定の方法・写真での合成の仕方を理解しているが説明はできない. | わからないし,理解できていない. |
| ヒトの基本動作を理解し,説明できる. | ヒトの基本動作を理解しているが説明はできない. | わからないし,理解できていない. |
| | | わからないし,理解できていない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
自分自身の身体を思い通りに動かすということは、案外難しいことである。一つの単純な動きにしても、身体の中では色々な変化が起き、動かした部分は、他の部分に影響を及ぼしているものである。
この授業では、主に「動作」がどの様に作り出されるかを身体の構造、機能という面から理解し、よりよい「動作」をするためにはどうすれば良いかを考える。また、自分自身の身体を鍛えるトレーニングの方法についても理解する.
授業の進め方・方法:
ビデオカメラとパソコンを用い動作解析を行い,他人との動きを比較する.学習の進捗状況により、授業の順序や内容が変更されることがある。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
人体の構造と機能 |
人間の骨格の構造、骨や筋肉の名称など、これから使 う基本的な用語について理解することができる.
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2週 |
筋肉の種類とその構造 |
人間の筋肉の色々な種類やその働き・構造・性質につ いて理解することができる.
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3週 |
エネルギー供給機構 |
筋肉を動かすエネルギー源となるATPは、どの様に作 られ、どの様に使われているかを理解することができる.
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4週 |
エンジンとしての筋肉の働き |
骨格筋の働き、骨と筋肉によって「動作」とはどの様 に作られていくのかを理解することができる.
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5週 |
呼吸循環機能の働き① |
呼吸する意味や、血液の役割などを理解することができる.
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6週 |
呼吸循環機能の働き② |
漸増負荷試験を行い自分の体力を理解することができる.
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7週 |
身体重心① |
人間の重心を求める方法を理解することができる.
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8週 |
身体重心② |
人間の重心を求める方法を理解することができる.
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4thQ |
9週 |
身体組成 |
体脂肪率の求め方やダイエットについて正しい知識を得ることができる.
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10週 |
動作解析の手法① |
運動動作の解析方法を理解することができる.
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11週 |
動作解析の手法② |
自身の運動動作を撮影,解析し,友達と比較することができる.
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12週 |
走・跳・投動作の解説 |
人間の動きの中でも基本的な「歩く」「走る」「跳ぶ」「投げる」といった動作がどの様に行われてるかを理解することができる.
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13週 |
近年のトレーニング方法を各自が調べ,その内容を発表する |
近年のトレーニング方法について説明することができる.
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14週 |
スポーツにおける空気抵抗の利用① |
スポーツにおける空気抵抗の役割を理解することができる.
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15週 |
スポーツにおける空気抵抗の利用② |
スポーツにおける空気抵抗の役割を理解することができる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | 授業態度 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 20 | 20 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 10 | 10 | 5 | 5 | 50 |
専門的能力 | 20 | 10 | 10 | 5 | 5 | 50 |