到達目標
地球規模環境問題の背景と現状を理解することができる。
環境浄化・改善に寄与する微生物の働きと役割をりかいすることができる。
公害時代に遡り、当時の問題をビデオ等の視聴から理解することができる
国際的な環境管理システム(ISO14001)を各環境報告書より学習し、理解することができる。
各環境問題について各自でテーマを選択し、プレゼンテーション後の議論を通じ、知識と考え方を身に付けることができる。
環境関連企業を見学し、高度な知識を深めることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境工学の幅広い知識と問題解決能力を十分に身につけている。 | 環境工学の幅広い知識と問題解決能力を身につけている。 | 環境工学の幅広い知識と問題解決能力を身につけていない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
環境問題(公害問題)、環境分析、マネジメントと環境分野に必要な基礎知識を修得する。また、水の浄化の基本を微生物反応を通じ理解するとともに、そのメカニズムを習得する。
地球規模の環境問題は、大枠の環境問題の基本を学習するとともに、各自でテーマを選択し、予備学習と説明資料の作成、プレゼンテーションにより知識を深める。
本授業は環境計量、排水処理、ISOに関する資格、実務経験のある教員が、その経験を活かし、実践に繋がる内容について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
前半は、準備した資料をもとに、講義を進める。
後半は、環境問題やISO関連の授業では各自の選択テーマについて発表者がプレゼンテーションを行う。
見学は、県内の環境関連企業や研究所を予定している。
注意点:
本科目は、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となる。具体的な学修内容は、調べ学習を中心に、課題、課題発表の資料作成などが主となる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
概論 世界の水問題 |
講義の範囲と進め方、地球の誕生からの現代までの時代の移り変わりと特質を理解する。世界の水問題の概要を理解する。
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2週 |
地球規模環境問題(1) |
地球規模の環境問題を抽出し、現象や問題点を正しく理解する。
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3週 |
地球温暖化問題(2) |
各担当の学生がレジメに基づいて説明し、補足と議論の形式で講義を進める。地球規模で起こっている現象を調べ、自分の興味のあったものについて、発表する。
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4週 |
地球温暖化問題(3) |
各担当の学生がレジメに基づいて説明し、補足と議論の形式で講義を進める。地球規模で起こっている現象を調べ、自分の興味のあったものについて、発表する。
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5週 |
微生物概論 |
微生物の定義と日常生活の関わり、生物の分類と機能、微生物界での 食物連鎖、食中毒の原因菌を理解する。
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6週 |
水質概論 |
水質項目の意義と意味、定量について理解する。
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7週 |
公害概論 |
公害時代に遡り、具体的な事例について理解する。 ビデオを用いて、技術者倫理を考える。
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8週 |
環境マネジメント概論(1) |
国際規格ISO14001シリーズを中心に、取り組みの意義、意味、内容について講義する。
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4thQ |
9週 |
環境マネジメント概論(2) |
各担当の学生がレジメに基づいて説明し、補足と議論の形式で講義を進める。各自の興味のある企業の環境への取り組みを調べ、発表する。
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10週 |
環境マネジメント概論(3) |
各担当の学生がレジメに基づいて説明し、補足と議論の形式で講義を進める。各自の興味のある企業の環境への取り組みを調べ、発表する。
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11週 |
自然再生エネルギー(1) |
化石燃料の枯渇、CO2の削減に対して、自然再生エネルギーはどのよう方法があり、どのように進めていくべきかを考える。
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12週 |
自然再生エネルギー(2) |
各担当の学生がレジメに基づいて説明し、補足と議論の形式で講義を進める。各自の興味のある企業の環境への取り組みを調べ、発表する。
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13週 |
自然再生エネルギー(3) |
我が国の生活排水処理システムの概要について説明する。 世界の汚水処理事情について調べ、課題を提出する。
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14週 |
生活排水処理概論 |
我が国の生活排水処理システムの概要について説明する。 世界の汚水処理事情について調べ、課題を提出する。
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15週 |
施設見学 |
環境関連の施設先を訪問し、その役割を理解する。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |