到達目標
□ 計画の目的論と目標設定を理解している.
□ 現実の都市問題に対し,分析仮説を設定するとともに,そのための分析方法を選定できる.
□ 特定の都市問題に関連する適切な資料・調査データを収集・整理できる.
□ 基礎的な確率統計と統計的処理を用いて地域の問題を分析できる.
□ 分析した結果をレポートをとして作成し,それをわかりやすくプレゼンテーションできる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 計画の目的論と目標設定を十分に理解している | 計画の目的論と目標設定を理解している | 計画の目的論と目標設定を理解できていない |
評価項目2 | 現実の都市問題に対し,分析仮説を設定するとともに,そのための分析方法を自ら選定できる | 現実の都市問題に対し,分析仮説を設定することができる | 現実の都市問題に対し,分析仮説を設定することができず,分析方法も自ら選定できない |
評価項目3 | 発展的な確率統計と統計的処理を用いて地域の問題を分析できる. | 基礎的な確率統計と統計的処理を用いて地域の問題を分析できる. | 基礎的な確率統計と統計的処理を用いて地域の問題を分析できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
近年の都市計画には,地球環境や地域・地区の環境への配慮,高齢者のモビリティの確保,さらには計画策定プロセスにおける市民参加など様々な計画課題が存在する.本講義では,「都市計画」で講じた内容を理解していることを前提に,現実の地域の都市・交通問題について,分析仮説を設定し,そのための分析方法を検討する.そして,資料
・調査データを収集・整理し,客観的・定量的な分析を行い,仮説を検証する一連の流れを体得する.以上をもって科学的な研究の流れを学修することを目的とする.実際の地域を対象に,ゼミ,グループ作業・ワークショップ形式で分析作業を行う.本講義では、都市交通分野における調査・計画の実務経験を有する教員がその経験を活かし、都
市計画及び交通計画について授業を行う.
授業の進め方・方法:
授業形式はゼミ,グループ作業・ワークショップ形式で行う.本科「都市計画」「計画数理」で学んだ内容を復習しておくことが望ましい.
注意点:
本科目の履修を希望するものは,環境都市工学科「都市計画」「計画数理」を履修していることが望ましい.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
本講義の目的,進め方
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2週 |
対象地域・分析テーマ設定 |
ディスカッションによるテーマ設定
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3週 |
分析方法の検討(1) |
使用データ,分析の流れの検討
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4週 |
分析方法の検討(2) |
分析手法,分析結果の整理方法の検討
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5週 |
資料・データの収集・整理(1) |
エディティング,コーディング
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6週 |
資料・データの収集・整理(2) |
データ入力
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7週 |
資料・データの収集・整理(3) |
データチェック,マスターデータ作成
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8週 |
資料・データの分析(1) |
統計的分析
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2ndQ |
9週 |
資料・データの分析(2) |
統計的分析
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10週 |
資料・データの分析(3) |
統計的分析
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11週 |
資料・データの分析(4) |
統計的分析
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12週 |
課題のとりまとめ(1) |
レポート作成
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13週 |
課題のとりまとめ(2) |
レポート作成
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14週 |
課題のとりまとめ(3) |
レポート作成
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15週 |
課題発表 |
課題発表・全体討議,レポート提出
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |