英語(LS)IIB

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 英語(LS)IIB
科目番号 ga230 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 検定教科書『New FAVORITE English Logic and Expression I』東京書籍 /『New FAVORITE English Logic and Expression I WORKBOOK』東京書籍 /『HyperListening Pre-Advanced』桐原書店、2022年(第4版)/『COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂、2012年(初版)
担当教員 瀨川 直美

到達目標

【MCC:III-B 英語】
評価項目1.聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。
評価項目2.中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。
評価項目3.日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。
評価項目4.日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。
評価項目5.実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。
評価項目6.英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。
評価項目7.英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1:発音 聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら適切に音読あるいは発話できる。聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら音読あるいは発話できない。
評価項目2:語彙 中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得してある程度適切に運用できる。 中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して運用することができない。
評価項目3:聴解 日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。 日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図をある程度把握できる。 日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握することができない。
評価項目4:発話日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどをある程度話すことができる。日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができない。
評価項目5:コミュニケーション 実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)をある程度適切に用いることができる。実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができない。
評価項目6:コミュニケーション英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをある程度やり取りできる。英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りすることができない。
評価項目7:コミュニケーション英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、ある程度主体的な態度で行動できる。英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行ったり、主体的な態度で行動することができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 3B 外国語

教育方法等

概要:
本授業は、基礎的な英語のリスニング能力を身につけることを目的とすると同時に、英検などの外部試験(特にリスニング部門)にも対応できる能力の育成を目指す。さらに、英語によるコミュニケーションに必要な基本的な語彙や英文法の知識を身につけ、積極的にその知識を運用しようとする態度を養成することも目的とする。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】
・リスニング能力の向上を目指し、教科書を用いたリスニング活動を中心に行うと同時に、音読練習も積極的に取り入れ、正しいアクセントや発音で音読できることを目指す。
・『COCET 2600』を用いた語彙の学習については、No. 1501-2000を学習範囲とし、発音練習や例文のディクテーション活動なども取り入れながら語彙の定着を図る。
・WebclassやTeamsを用いた単語の課題やワークブックを用いた自主学習を課題として課す。課題のスケジュール等の詳細については、ガイダンスで説明する。
・本科1年時で実施した英語プレゼンテーションについても継続して行う。
・英語運用能力の育成を目指すため、教科書の題材を使用して、英語によるコミュニケ―ション活動も取り入れる。積極的な態度で取り組む姿勢が大切である。

【評価方法】
・試験(中間・定期)を実施し、2回の試験の成績(中間と定期の平均点)を70%、課題の成績を20%、授業時に実施するコミュニケーション活動への参加点やプレゼンテーションの発表点を10%として総合評価する。
注意点:
・授業への出席は、何よりも重要であるが、単に出席だけするのではなく、授業中のリスニングや音読練習、また英語を用いたコミュニケーション活動には、積極的に取り組む姿勢がとても大切である。
・課題は必ず提出することを心がけ、提出期限も厳守すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
夏休み課題確認テスト
授業の目標や方法などについて理解する。
夏休みの課題提出と同時に、課題内容の確認テストを実施。
2週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 5
・『HyperListening』Lesson 11
・プレゼンテーションにおける「事実と意見を区別して述べる、文化や習慣を説明する」表現を英語で聞き、理解する。
・「長い文」を理解して聞き取れるようにする。
3週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 5
・『HyperListening』Lesson 12
・プレゼンテーションにおける「事実と意見を区別して述べる、文化や習慣を説明する」表現を英語で聞き、理解する。
・「順序を表す表現」を理解して聞き取れるようにする。
4週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 5
・『HyperListening』Lesson 13
・プレゼンテーションにおける「事実と意見を区別して述べる、文化や習慣を説明する」表現を英語で聞き、理解する。
・「イギリス英語」を理解して聞き取れるようにする。
5週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 6
・『HyperListening』Lesson 14
・「利点と欠点を述べる、話題を発展させる、話題を変える」などの表現を英語で聞き、理解する。
・「会話表現」を理解して聞き取れるようにする。
6週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson6
・『HyperListening』Lesson15
・「利点と欠点を述べる、話題を発展させる、話題を変える」などの表現を英語で聞き、理解する。
・「発音が似ている語」を理解して聞き取れるようにする。
7週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 6
・Review
・「利点と欠点を述べる、話題を発展させる、話題を変える」などの表現を英語で聞き、理解する。
・中間試験までの学習範囲の総復習を行い、理解を深める。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 ・試験結果の返却と試験問題の解答解説
・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 7
・「主張を説明する、要約する」などの表現を英語で聞き、理解する。
10週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 7
・『HyperListening』Lesson 16
・「主張を説明する、要約する」などの表現を英語で聞き、理解する。
・「つながる音」を理解して聞き取れるようにする。
11週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 7
・『HyperListening』Lesson17
・「主張を説明する、要約する」などの表現を英語で聞き、理解する。
・「日付」に関する表現を理解して聞き取れるようにする。
12週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 8
・『HyperListening』Lesson 18
・「引用する、条件を出して意見を述べる、説得する」などの表現を英語で聞き、理解する。
・「値段、金額の計算」に関する表現を理解して聞き取れるようにする。
13週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 8
・『HyperListening』Lesson 19
・「主張を説明する、要約する」などの表現を英語で聞き、理解する。
・「イギリス英語」の表現を理解して聞き取れるようにする。
14週 ・『New FAVORITE』Unit 2_Lesson 8
・『HyperListening』Lesson 20
・「主張を説明する、要約する」などの表現を英語で聞き、理解する。
・「話の展開の予想」をしながら、理解して聞き取れるようにする。
15週 試験結果の返却と試験問題の解答解説
後期の振り返り
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験課題発表・活動参加態度合計
総合評価割合702010100
到達目標 項目1,23010040
到達目標 項目3,4,64010050
到達目標 項目5,7001010