工学演習Ⅳ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工学演習Ⅳ
科目番号 m0690 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 小田 功

到達目標

自らのキャリアデザインに対して将来にわたって学んでいく姿勢を身に付けることができるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1多面的に検討して,論理展開している.一つの方向性だけで検討して,論理展開している.論理展開ができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
4年選択科目「学外実習」を受講しなかった学生向けに開講される,企業活動の理解および自身のキャリアデザインを明確化するための科目である.
授業の進め方・方法:
インターネット等による企業の主体的な調査,および企業人の講演を聴講し,課題を提出する.
注意点:
1.モデルコアカリキュラムを満足するために,4年選択科目「学外実習」を受講しなかった学生は,本科目を受講すること.
2.将来,就職先を考えることになる進学希望者も受講することを推奨する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概要 授業の概要説明
2週 企業活動の調査 企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を挙げることができる.
3週 企業活動の調査 企業には社会的責任があることを認識している.
4週 企業活動の調査 企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる.
5週 企業活動の調査 地域社会・産業界の抱える課題を説明できる.
6週 企業活動の調査 企業活動には品質,コスト,効率,納期などの視点が重要であることを認識している.
7週 企業活動の調査 社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している.
8週 企業活動の調査 技術者として,幅広い人間性と問題解決力,社会貢献などが必要とされることを認識している.
4thQ
9週 企業活動の調査 技術者が知恵や感性,チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を上げることができる.
10週 学習と企業活動の関連 1.企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる.
2.コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。
11週 企業人の講演の聴講 その時々で自らの現状を認識し,将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる.
12週 企業人の講演の聴講 1.キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している.
2.これからのキャリアの中で,様々な困難があることを認識し,困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない,優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している.
13週 企業人の講演の聴講 1.高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が,企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる.
2.企業等における技術者・研究者等の実務を認識している.
14週 企業人の講演の聴講 企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している.
15週 キャリアデザインの明確化 自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる.
16週

評価割合

試験発表相互評価態度課題キャリアデザインカルテ合計
総合評価割合00009010100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力00009010100