設計製図I

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 設計製図I
科目番号 ma320 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 富岡淳ほか著『機械製図』実教出版,文部科学大臣が認可し官報で告知した定価(1年次に購入済)
担当教員 小田 功

到達目標

評価項目1.機械要素の製図の規格を理解し,図面を作成できる.
評価項目2.ねじ,ボルト・ナットの規格を説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械要素の製図の規格を理解し,図面を正確に作成できる.機械要素の製図の規格を理解し,図面を作成できる.機械要素の製図の規格を理解できず,図面を作成できない.
評価項目2ねじ,ボルト・ナットの規格を説明できる.ねじ,ボルト・ナットの規格をほぼ説明できる.ねじ,ボルト・ナットの規格を説明できない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 6A 各機械工学分野基礎科目の修得

教育方法等

概要:
この授業では,各種機械要素のJIS規格と各種機械要素の製図法を学ぶ.
授業の進め方・方法:
1.授業時間中に教室で製図もおこない提出する.
2.提出した課題で評価する.
注意点:
1.A4版の方眼紙,マスキングテープ,その他必要な製図用具を持参すること
2.製図用のシャープペンシルは太線用と細線用を持参すること(太線0.5mm&細線0.3mm、または太線0.7mm&細線0.5mmのいずれかの組み合わせ)
3.製図用コンパスを持参すること.
4.提出された課題のみで評価するので,課題は確実に提出すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 製図法の基礎
ねじの説明
製図用紙や製図用具の使い方を説明できる
ねじの種類とねじ各部の名称を説明できる
2週 ボルト・ナットの説明 ボルト・ナットの種類と用途を説明できる
3週 ボルト・ナットの製図 ボルト・ナットを略画法で製図できる
4週 キー,軸継手の説明 キーと軸継手の種類と用途を説明できる
5週 自在継手の製図1 軸継手を製図できる
6週 自在継手の製図2 軸継手を製図できる
7週 自在継手の製図3 軸継手を製図できる
8週 軸受の説明 滑り軸受と転がり軸受の構造と種類を説明できる
2ndQ
9週 歯車の説明1 歯車の種類,各部の名称,歯型曲線,歯の大きさの表し方を説明できる
10週 歯車の説明2 圧力角,かみ合い率,標準平歯車,転位歯車,歯の切下げを説明できる
11週 平歯車の製図1 平歯車を製図できる
12週 平歯車の製図2 平歯車を製図できる
13週 平歯車の製図3 平歯車を製図できる
14週 ピン,止め輪の説明 スプライン,セレーション,ピン,止め輪を説明できる
15週 溶接継手の説明 溶接継手の種類を説明できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野設計製図機械要素の製図の規格を理解し、図面を作成できる。3前3,前5,前6,前7,前11,前12,前13

評価割合

課題製図合計
総合評価割合1090100
評価項目109090
評価項目210010