工学実験IIA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 工学実験IIA
科目番号 ma500 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 各実験テーマで資料を配布する
担当教員 伊藤 裕一,歸山 智治,青葉 知弥,松井 翔太

到達目標

【MCC Ⅵ-A 機械系分野(実験・実習能力)】
到達目標1:加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1各実験を実施・説明でき、詳細に報告書にまとめることができる。各実験を部分的に実施・説明でき、報告書に一部まとめることができる。各実験を実施・説明できず、報告書にまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 4A 観察力・解析力
準学士課程(R6) 6A 各機械工学分野基礎科目の修得

教育方法等

概要:
工学に関する導入段階の実験である
授業の進め方・方法:
1.10人前後で1班を編成し,班ごとに実験を実施する
2.一つの実験テーマを終えたら報告書を作成し,締切日までに提出する
3.一つの実験テーマは4回から構成されており,1回目に実験概要の説明,2,3回目に実験,4回目に報告書の内容に関して指導する
4.一つの実験テーマの口頭試問を終えたら,次の回から別の実験テーマに移る
注意点:
1.全実験テーマの報告書を提出しないと単位が修得できない
2.報告書は体裁を整えて記述すること
3.報告書は他人に情報を伝えるものであるから,分かりやすく記述すること
4.報告書が締切日までに提出されなかった場合は,減点することもある

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 熱工学実験 金属の比熱の測定の実験概要を言える
2週 熱工学実験 金属の比熱の測定の実験ができる
3週 熱工学実験 金属の比熱の測定の実験報告書が書ける
4週 総括 報告書の内容の口頭説明ができる
5週 自動化実験 シーケンス制御の実験概要を言える
6週 自動化実験 シーケンス制御の実験ができる
7週 自動化実験 シーケンス制御の実験報告書が書ける
8週 総括 報告書の内容の口頭説明ができる
2ndQ
9週 材料実験 初歩の引張試験の実験概要を言える
10週 材料実験 初歩の引張試験の実験ができる
11週 材料実験 初歩の引張試験の実験報告書が書ける
12週 総括 報告書の内容の口頭説明ができる
13週 工場実験 金属材料の焼入れと硬度の実験概要を言える
14週 工場実験 金属材料の焼入れと硬度の実験ができる
15週 工場実験 金属材料の焼入れと硬度の実験報告書が書ける
16週 総括 報告書の内容の口頭説明ができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野(実験・実習能力)機械系分野(実験・実習能力)機械工学に関する実験を行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。2

評価割合

報告書実験スキル合計
総合評価割合8020100
到達目標18020100