情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 藤本邦昭著「ゼロからはじめるVisual Basic入門」森北出版、2012年、2200円(+税)
担当教員 伊藤 裕一,青葉 知弥

到達目標

1. 情報セキュリティについて理解するとともに、インターネットや電子メールの操作ができる。
2. Visual Basicの簡単な使い方を理解するとともに、フローチャートを見ながら条件分岐を行うプログラムが作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報セキュリティについて説明し、身近な情報セキュリティ問題に対して対策を取ることができる情報セキュリティについて説明できる情報セキュリティについて説明できない
評価項目2Visual Basicの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを正確かつ過不足なく作成できるVisual Basicの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを作成できるVisual Basicの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを作成できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1. 情報セキュリティについて学習する。
2. Visual Basicの使い方について学習する。
授業の進め方・方法:
1. 授業は講義形式で行うが、授業中にパソコンを利用した作業や演習を行うことが多い。
2. 教科書と配付資料に基づいて授業を進めていく。
3. 授業90分間に対して90分以上の復習を教科書や配布資料を活用して行う。
注意点:
パソコンを使った演習が多いため、パソコンを使い慣れていない人は、空き時間等も利用してできるだけ早くパソコンの操作に慣れること。また、毎回資料を配布するので、紛失しないようにファイリングしておくこと。授業時間中に作成しきれなかった演習問題プログラムは、空き時間を利用して各自作成すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ネットワークセンタのコンピュータシステムについて理解できる
2週 コンピュータの仕組み コンピュータの仕組みについて理解できる
3週 情報の表現 情報の表現方法を理解できる
4週 プログラミング言語の種類 プログラミング言語の種類について理解できる
5週 Hello Worldプログラム Hello World! と表示させるプログラムを入力・実行することができる
6週 コントロール Visual Basicにおけるコントロールを理解できる
7週 プロパティ プロパティを理解できる
8週 前期中間試験 試験実施
2ndQ
9週 答案返却
電子メールの仕組みおよび使い方
答案の返却および解説
電子メールの仕組みおよび正しい使い方を理解できる
10週 加算プログラム 加算プログラムを入力・実行できる
11週 定数 定数について理解できる
12週 フローチャート フローチャートの読み方を理解できる
13週 条件分岐(1) 条件分岐を理解しプログラムを作成できる
14週 条件分岐(2) ネストのある条件分岐を理解しプログラムを作成できる
15週 前期定期試験 試験実施
16週 答案返却
情報の取り扱い
答案の返却および解説
情報の正しい取り扱い方を理解できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。2
定数と変数を説明できる。2
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。2
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。2
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。2
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。2
条件判断プログラムを作成できる。2
繰り返し処理プログラムを作成できる。2
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題その他合計
総合評価割合800000155100
基礎的能力00000000
専門的能力800000155100
分野横断的能力00000000