日本語Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 日本語Ⅲ
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『中級日本語文法要点整理ポイント20』スリーエーネットワーク 『日本語文法演習 待遇表現』スリーエーネットワーク
担当教員 加藤 達彦,白石 知代

到達目標

1.専門的な授業の流れが正しく理解でき、内容を正確につかむことができる。
2.個人面接に対処できる。専門的な話題の中で、自分の意見が正確に伝えられる。専門の発表ができる。
3.N1レベルの読解内容を理解することができる。
4.専門の分野で、論理的な文章が書ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門的な授業の流れが正しく理解でき、N1レベルの読解内容を正確に理解することができる。専門的な授業の流れが理解でき、N1レベルの読解内容を理解することができる。専門的な授業の流れが理解できず、N1レベルの読解内容を理解することができない。
評価項目2専門的な話題の中で、自分の意見が正確に伝えられる。専門についての発表が適切にできる。専門的な話題の中で、自分の意見が伝えられる。専門についての発表ができる。専門的な話題の中で、自分の意見が正確に伝えられない。専門についての発表が適切にできない。
評価項目3専門の分野で、論理的な文章が適切に書ける。専門の分野で、論理的な文章が書ける。専門の分野で、論理的な文章が書けない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 3(1) 日本語の記述能力

教育方法等

概要:
日本で日常生活を送る上で、積極的にネットワークに加わっていける日本語能力、また、専門分野において専門知識を身につけ、自分の意見を述べることができる日本語能力を身につけることを重視する。
授業の進め方・方法:
通常の授業では、文法と待遇表現の教科書を学ぶ。クラスでは常に全員が意見を言い、話し合いながら授業を進める。
必要に応じて、教科書以外にN1レベルの語彙や慣用表現なども学習する。
年間一回、興味のあるテーマを見つけ、レポートを書く。レポートは留学生の文集等に掲載される。
注意点:
授業中は積極的に課題に取り組むこと。学習事項の定着のため、各自しっかりと復習をすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
志望校についての相談
教科書・授業の内容が理解できる。
2週 文法要点整理第17課
個人面接の練習
教科書・授業の内容が理解できる。
3週 待遇表現
個人面接の練習
教科書・授業の内容が理解できる。
4週 文法要点整理第18課
個人面接の練習
教科書・授業の内容が理解できる。
5週 待遇表現
個人面接の練習
教科書・授業の内容が理解できる。
6週 文法要点整理第19課
語彙・作文
教科書・授業の内容が理解できる。
7週 前期中間テスト
8週 前期中間試験期間
2ndQ
9週 前期中間テストフィードバック
文法要点整理第20課
間違った部分を訂正し、正しく理解できる。
10週 待遇表現 教科書・授業の内容が理解できる。
11週 待遇表現 教科書・授業の内容が理解できる。
12週 待遇表現 教科書・授業の内容が理解できる。
13週 語彙・作文 教科書・授業の内容が理解できる。
14週 前期定期テスト
15週 前期定期試験期間
16週 前期定期テストフィードバック 間違った部分を訂正し、正しく理解できる。
後期
3rdQ
1週 待遇表現
N1対策
教科書・授業の内容が理解できる。
2週 待遇表現
N1対策
教科書・授業の内容が理解できる。
3週 待遇表現
N1対策
教科書・授業の内容が理解できる。
4週 待遇表現
N1対策
教科書・授業の内容が理解できる。
5週 待遇表現
N1対策
教科書・授業の内容が理解できる。
6週 語彙・作文 教科書・授業の内容が理解できる。
7週 後期中間テスト
8週 後期中間試験期間
4thQ
9週 後期中間テストフィードバック
待遇表現
10週 待遇表現 教科書・授業の内容が理解できる。
11週 待遇表現 教科書・授業の内容が理解できる。
12週 待遇表現 教科書・授業の内容が理解できる。
13週 語彙・作文 教科書・授業の内容が理解できる。
14週 後期定期テスト
15週 後期定期試験期間
16週 後期定期テストフィードバック 間違った部分を訂正し、正しく理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。3
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。3
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。3
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010010020100
基礎的能力6010010020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000