情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 高橋参吉ら著『入門 情報リテラシー [Windows 7 版]』コロナ社、2010 年、2300円 (+税)
担当教員 伊藤 裕一,小川 登志男

到達目標

1. インターネットや電子メールの操作、WordやExcelを用いた文書作成やデータ整理、PowerPointを用いたプレゼンテーションができる。
2. Visual Basicの簡単な使い方を理解するとともに、フローチャートを見ながら条件分岐を行うプログラムが作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報セキュリティについて説明し、身近な情報セキュリティ問題に対して対策を取ることができる情報セキュリティについて説明できる情報セキュリティについて説明できない
評価項目2MS-Word、ExcelおよびPowerPointを使い、レポートを作成することができるMS-Word、ExcelおよびPowerPointを使うことができるMS-Word、ExcelおよびPowerPointを使うことができない
評価項目3Visual Basicの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを正確かつ過不足なく作成できるVisual Basicの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを作成できるVisual Basicの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを作成できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1. 情報セキュリティについて学習する。
2. MS-Word、ExcelおよびPowerPointの使い方について学習する。
3. Visual Basicの使い方について学習する.
授業の進め方・方法:
1. 授業は講義形式で行うが、授業中にパソコンを利用した作業や演習を行うことが多い。
2. 前期は教科書、後期は配付資料に基づいて授業を進めていく。
3. 授業90分間に対して90分以上の復習を教科書や配布資料を活用して行う。
注意点:
前期:パソコンを使った演習が多いため、あまりパソコンを使い慣れていない人は、空き時間等も利用してできるだけ早くパソコンの操作に慣れること。
後期:毎回、資料を配布するので、紛失しないようにファイリングしておくこと。授業時間中に作成しきれなかった演習問題は、空き時間を利用して作成すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンピュータシステム ネットワークセンタのコンピュータシステムについて理解できる
2週 タッチタイピング タッチタイピングを行うことができる
3週 インターネットおよびSNS インターネットおよびSNSの仕組みおよび正しい使い方を理解できる
4週 情報の取り扱い 情報の正しい取り扱い方を理解できる
5週 電子メール 電子メールの仕組みおよび正しい使い方を理解できる
6週 MS-Wordによる文書作成 MS-Wordを用いて文書を作成することができる
7週 MS-Wordによるポスター作成 MS-Wordを用いてポスターを作成することができる
8週 MS-Excelによるデータ整理 MS-Excelを用いてデータ整理をすることができる
2ndQ
9週 MS-Excelによる図表作成 MS-Excelを用いて図表を作成することができる
10週 MS-PowerPointによるプレゼンテーション(1) MS-PowerPointの特徴や使い方を説明できる
11週 MS-PowerPointによるプレゼンテーション(2) 発表テーマに関連する情報を収集することができる
12週 MS-PowerPointによるプレゼンテーション(3) MS-PowerPointを用いて発表用スライドを作成することができる
13週 MS-PowerPointによるプレゼンテーション(4) MS-PowerPointを用いてプレゼンテーションの練習を行うことができる
14週 成果発表会 MS-PowerPointを用いてプレゼンテーションを正しく行うことができる
15週 前期定期試験 試験実施
16週 答案返却 答案の返却および解説
後期
3rdQ
1週 情報の表現 情報の表現方法を理解できる
2週 情報の表現 情報の表現方法を理解できる
3週 プログラミング言語の種類 プログラミング言語の種類を理解できる
4週 Hello Worldプログラム Hello World! と表示させるプログラムを入力し,実行することができる
5週 コントロール Visual Basicにおけるコントロールを理解できる
6週 プロパティ プロパティを理解できる
7週 加算プログラム 加算プログラムを入力・実行できる
8週 後期中間試験 試験実施
4thQ
9週 変数 変数について理解できる
10週 変数 変数について理解できる
11週 定数 定数について理解できる
12週 フローチャート フローチャートの読み方を理解できる
13週 条件分岐 条件分岐を理解し,プログラムを作成できる.
14週 条件分岐 条件分岐を理解し,プログラムを作成できる.
15週 後期定期試験 試験実施
16週 答案返却 答案の返却および解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題その他合計
総合評価割合805000510100
基礎的能力00000000
専門的能力805000510100
分野横断的能力00000000