機械工作法

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 機械工作法
科目番号 0021 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 平井三友,和田任弘ほか著「機械工作法(増補)」コロナ社,2008年,\2,500+税
担当教員 小田 功,黄野 銀介,千葉 明

到達目標

1.砂型鋳造法の基礎的事項を理解し,鋳造方案と特殊鋳造法を説明できる
2.鋳造と圧延,押出し加工,引抜き加工,プレス加工の種類と特徴が説明できる
3.アーク溶接法および圧延・ろう付を理解し,その特徴が説明できる
4.切削加工と研削加工の概要および研磨加工を理解し,その特徴が説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1鋳造,圧延,押出し加工,引抜き加工,プレス加工の種類と応用例を理解し、その特徴が説明できる鋳造法の基礎的事項,圧延,押出し加工,引抜き加工,プレス加工の種類と特徴が説明できる鋳造法の基礎的事項,圧延,押出し加工,引抜き加工,プレス加工の種類と特徴が説明できない
評価項目2いくつかのアーク溶接法の種類と応用例を理解し、その特徴が説明できるいくつかのアーク溶接法の種類と特徴が説明できるアーク溶接法の種類と特徴が説明できない
評価項目3切削加工と研削加工および研磨加工の原理と応用例を理解し,その特徴が説明できる切削加工と研削加工および研磨加工を理解し,その特徴が説明できる切削加工と研削加工および研磨加工などの特徴が説明できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.鋳造法の基礎的事項と特殊鋳造法および鋳造品の欠陥について学習する
2.鍛造,圧延,押出し加工,引抜き加工の種類と特徴について学習する
3.各種プレス加工とその応用例について学習する
4.アーク溶接法とろう付の応用例について学習する
5.切削加工と研削加工および研磨加工の概要について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に参考資料を配布し,それに基づいて授業を進めていく 
3.授業90分間に対して90分以上の復習を配布資料を活用して行う
注意点:
1.予習と復習をしっかり学習すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 鋳造の概要1 模型,鋳型を説明できる
2週 鋳造の概要2 鋳込み後の処理を説明できる
3週 鋳型 湯口系の湯流れを説明できる
鋳物の凝固と押湯を説明できる
4週 鋳造品の欠陥と検査 鋳物欠陥を説明できる
鋳物の検査法を説明できる
5週 特殊鋳造法1 ダイカスト,シェルモールド法,CO2プロセスを説明できる
6週 特殊鋳造法2 インベストメント鋳造法,遠心鋳造法,連続鋳造法を説明できる
7週 前期中間試験 試験実施
8週 答案返却 答案の返却と解説
2ndQ
9週 鍛造 鍛造の種類と特徴を説明できる
10週 圧延 圧延の種類と特徴を説明できる
11週 押出し加工 押出し加工の種類と特徴を説明できる
12週 引抜き加工 引抜き加工の種類と特徴を説明できる
13週 プレス加工1 せん断加工を説明できる
14週 プレス加工2 曲げ加工を説明できる
15週 プレス加工3 深絞り加工を説明できる
16週 前期定期試験 試験実施
後期
3rdQ
1週 答案返却 答案の返却と解説
2週 アーク溶接法1 被覆アーク溶接を説明できる
3週 アーク溶接法2 自動溶接を説明できる
4週 アーク溶接法3 半自動溶接を説明できる
5週 圧延・ろう付1 抵抗溶接を説明できる
6週 圧延・ろう付2 圧延加工を説明できる
7週 圧延・ろう付3 ろう付法を説明できる
8週 後期中間試験 試験実施
4thQ
9週 答案返却 答案の返却と解説
10週 切削加工1 切削条件と切りくず形状の関係,および構成刃先を説明できる
11週 切削加工2 研削加工に用いる工具材料,および理論粗さを説明できる
12週 研削加工1 研削砥石を説明できる
13週 研削加工2 砥石の研削状態を説明できる
14週 研磨加工 ラッピングとポリシングを説明できる
15週 後期定期試験 試験実施
16週 答案返却 答案の返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000