論理回路

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 論理回路
科目番号 0022 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 三堀邦彦、斎藤利通 共著:『わかりやすい論理回路』コロナ社、2012年、2200円+税
担当教員 歸山 智治

到達目標

1.10進数と2進数,16進数の相互変換,2進数,16進数の演算ができるようになる.
2.論理演算をゲート回路で表現できるようになる.
3.フリップフロップ,カウンタの動作について説明ができるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12進数,16進数の演算ができる.10進数と2進数,16進数の相互変換ができる.10進数と2進数,16進数の相互変換ができない.
評価項目2論理演算をゲート回路で表現できる.基本的な論理演算ができる.基本的な論理演算ができない.
評価項目3フリップフロップ,カウンタの動作について説明ができる.フリップフロップ,カウンタの構造について説明ができる.フリップフロップ,カウンタの構造について説明ができない,

学科の到達目標項目との関係

JABEE B-2 説明 閉じる
準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
マイクロコンピュータをはじめとするディジタル計算回路、制御回路に必要不可欠なディジタル技術について学ぶ。本講では、ディジタル回路の基本的な考えである2進数やブール代数について学び、組合せ回路、順序回路に関する基礎的な知識を理解し、その設計手法を習得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業は,対話重視の講義形式で行い,その都度演習を行う.さらに,理解を深めるためのレポートを課す.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 2・8・16進数と進数変換 n進数による数の表現方法を説明でき,進数変換について理解する.
2週 負の数の表現 2進数による負の表現および加算,減算,乗算,除算の計算方法を理解する.
3週 2進数の演算と補数表現(1) 2進数の加算,減算,乗算,除算について学び,計算方法を練習します.
4週 論理代数(1) ベン図を用いて論理式を表現できる.
5週 論理代数(2) ブール代数の定理,ゲート回路の図記号を説明できる.
6週 論理代数(3) 論理演算をゲート回路で表現できる.
7週 論理回路(2) カルノー図について説明できる.
8週 中間試験 試験実施
2ndQ
9週 中間試験の解説 中間試験の内容について解説する.
10週 記憶素子 RS-FF、JK-FF, D-FF、T-FFの動作の違いを理解できる。
11週 記憶素子 RS-FF、JK-FF, D-FF、T-FFの動作の違いを理解できる。
12週 順序回路 シフトレジスタ、非同期式、同期式カウンタの機能、動作を理解できる。
13週 順序回路 シフトレジスタ、非同期式、同期式カウンタの機能、動作を理解できる。
14週 順序回路 シフトレジスタ、非同期式、同期式カウンタの機能、動作を理解できる。
15週 定期試験 試験実施
16週 定期試験の解説 定期試験の内容について解説する.

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合000
基礎的能力80200