工学実験IA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 工学実験IA
科目番号 0022 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 機械工学科編: 『工学実験指導書』(A),2000円/新版『機械実習1』,実教出版,2010年,1714円+税(補助教科書)/新版『機械実習2』,実教出版,2010年,1714円+税(補助教科書)
担当教員 小田 功,歸山 智治

到達目標

1.実験の概要を説明できる
2.班員と協力して積極的に実験に取り組める
3.実験の内容を報告書にまとめることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験概要を詳細に説明できる実験概要を説明できる実験概要を説明できない
評価項目2班員と協力して積極的に実験に取り組める実験に取り組める実験に取り組めない
評価項目3実験内容を詳細な報告書にまとめることができる事件内容を報告書にまとめることができる実験内容を報告書にまとめることができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.工学に関する導入段階の実験である
2.報告書が1~2時間で作成できる程度の難易度の実験である
授業の進め方・方法:
1.10人前後で1班を編成し,班ごとに実験を実施する
2.一つの実験テーマを終えたら報告書を作成し,締切日までに提出する
3.一つの実験テーマは3回から構成されており,1回目に実験概要の説明,2回目に実験,3回目に報告書の内容に関する口頭試問をする
注意点:
1.全実験テーマの報告書を提出しないと単位が修得できない
2.報告書は体裁を整えて記述すること
3.報告書は他人に情報を伝えるものであるから,分かりやすく記述すること
4.各実験テーマの初回の実験概要説明を聞き,実験内容を想像すること
5.報告書が締切日までに提出されなかった場合は減点する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 報告書作成指導 工学における報告書の体裁を説明できる
2週 講演1 実験に取り組む心構えを説明できる
3週 講演2 実験に取り組む心構えを説明できる
4週 FAの実験1 FAシステムの自動運転や自作プログラムによるロボット制御の実験概要を説明できる
5週 FAの実験2 FAシステムの自動運転や自作プログラムによるロボット制御の実験ができる
6週 FAの実験3 FAシステムの自動運転や自作プログラムによるロボット制御の実験の報告書が書ける
7週 精密測定実験1 周波数フィルタリング回路の実験概要を説明できる
8週 精密測定実験2 周波数フィルタリング回路の実験ができる
2ndQ
9週 精密測定実験3 周波数フィルタリング回路の実験の報告書が書ける
10週 切断実験1 切断工具および機器の作業方法と材料による加工特性の違いに関する実験の概要を説明できる
11週 切断実験2 切断工具および機器の作業方法と材料による加工特性の違いに関する実験ができる
12週 切断実験3 切断工具および機器の作業方法と材料による加工特性の違いに関する実験の報告書が書ける
13週 測定器と測定値に関する実験1 各種測定器の測定原理や構造を理解し,用途に応じた測定を行う実験の概要が説明できる
14週 測定器と測定値に関する実験2 各種測定器の測定原理や構造を理解し,用途に応じた測定を行う実験ができる
15週 測定器と測定値に関する実験3 各種測定器の測定原理や構造を理解し,用途に応じた測定を行う実験の報告書が書ける
16週 総括 実験内容に関する質疑応答ができる

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ報告書その他合計
総合評価割合000300700100
基礎的能力00000000
専門的能力000300700100
分野横断的能力00000000