概要:
日本文化論は、国語科で身につける「聴く力」「読む力」「話す力」「書く力」「考える力」を総合して、日本の文化や伝統、職人技術に触れることを目的とする。また、伝統文化や職人技術を学ぶことで、豊かな人間性を養い、教養を培うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
①授業は講義形式と演習形式からなる。
②講義では、取材のための事前準備やインタビューの方法について学ぶ。
③演習では、取材記事のまとめ方についてグループを組み、実践形式で学ぶ。
注意点:
①グループワークが中心となるので、周囲とのコミュニケーションを積極的に図るよう心がけてほしい。
②短期集中型の授業であるので、基本的に欠課は認めない。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の進め方、提出物、評価方法に関する諸注意を理解する。
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2週 |
①講義 取材に関わる方法と解説 |
取材とは何かについて学ぶ。
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3週 |
②講義 取材に関わる方法と解説 |
取材の技術(話しを聞く技術)を学ぶ。
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4週 |
③講義 取材に関わる方法と解説 |
取材の方法(質問の方法)を学ぶ。
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5週 |
④講義 取材に関わる方法と解説 |
取材報告の書き方について学ぶ。
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6週 |
①演習 取材に関わるグループ討議 |
効果的なインタビューの種類やその方法を学ぶ。
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7週 |
②演習 取材に関わるグループ討議 |
ペアを組みインタビューの練習を行い、インタビューに慣れる。
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8週 |
③演習 取材に関わるグループ討議 |
テーマを決めてグループに分かれ、相互にインタビューの練習を行い、習熟に努める。
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2ndQ |
9週 |
④演習 取材に関わるグループ討議 |
インタビューをする際に気づいたことを話し合い、客観的に捉える視点を学ぶ。
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10週 |
⑤演習 取材に関わるグループ討議 |
外部講師が就いている職業に関する文献を読み、インタビューの質問を考える。
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11週 |
①演習 外部講師による講義・講演と演習 |
外部講師による講義や講演、演習を行い、仕事の魅力を学ぶ。
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12週 |
②演習 外部講師による講義・講演と演習 |
外部講師にインタビューを行い、仕事の魅力を聞き出す。
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13週 |
①演習 取材のまとめ |
集めたインタビュー記事をグループで協力して整理する。
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14週 |
②演習 取材のまとめ |
グループ発表のための準備を協力して行う。
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15週 |
①演習 グループ発表 |
インタビュー成果を報告し、他グループの良いところを学ぶ。
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16週 |
②演習 グループ発表 |
インタビュー成果を報告し、自らのインタビュー記事の改善点を見つける。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
③演習 グループ毎の校外取材 |
取材先に関する文献を集める。
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2週 |
④演習 グループ毎の校外取材 |
取材先に関する文献を読み、インタビューの質問を考える。
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3週 |
⑤演習 グループ毎の校外取材 |
取材先の特徴にあった取材方法を選び、取材時に何が必要かを考える。
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4週 |
⑥演習 グループ毎の校外取材 |
取材先への訪問日時や手段について話し合う。
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5週 |
⑦演習 グループ毎の校外取材 |
取材先に行き、仕事の魅力を聞き出す。
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6週 |
⑧演習 グループ毎の校外取材 |
取材先に行き、成果報告のための素材を集める。
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7週 |
①取材のまとめ |
取材先で得た情報やインタビューの内容を整理する。
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8週 |
②取材のまとめ |
取材先で得た情報やインタビューの中から、成果報告に利用するものを選択する。
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4thQ |
9週 |
③取材のまとめ |
取材報告をするための統一テーマを協力して決定する。
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10週 |
④取材のまとめ |
取材報告のためのグループ発表の準備を行い、役割分担を決める。
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11週 |
⑤取材のまとめ |
グループ発表におけるより良い発表の準備の仕方を学ぶ。
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12週 |
①グループ発表 |
グループ発表を行い、取材報告の成果を正確に伝える。
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13週 |
②グループ発表 |
グループ発表を聞き、他グループの活動を評価し合う。
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14週 |
①取材報告書の作成 |
グループで協力して、取材報告書を作成する。
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15週 |
②取材報告書の提出 |
グループで協力して作成した、取材報告書を提出する。
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16週 |
年間の授業の総括 |
一年間の学習内容を振り返る。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。 | 3 | |
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。 | 3 | |
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。 | 3 | |
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。 | 3 | |
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 3 | |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 3 | |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 3 | |
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。 | 3 | |
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。 | 3 | |
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。 | 3 | |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 3 | |
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。 | 3 | |
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。 | 3 | |
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。 | 3 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 3 | |