マイコン制御

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 マイコン制御
科目番号 0030 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 内田 洋彰,歸山 智治

到達目標

1.マイコンの役割,基本的なしくみを説明できる.
2.マイコンで動作するプログラムを作成する手順を説明できる。
3.マイコンに内蔵されている主要な周辺回路を用いる方法がわかる。
4.マイコンを用いてスイッチやLED、モータなどを制御する方法がわかる。



ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1マイコンの役割,基本的な仕組みを説明できる.マイコンの役割,基本的な仕組みを知っている.マイコンの役割,基本的な仕組みがわからない.
評価項目2マイコンで動作するプログラムを作成する手順を説明できる。マイコンで動作するプログラムを作成する手順を知っている.マイコンで動作するプログラムを作成する手順がわからない.
評価項目3マイコンに内蔵されている主要な周辺回路を用いる方法を説明できる.マイコンに内蔵されている主要な周辺回路を用いる方法を知っている.マイコンに内蔵されている主要な周辺回路を用いる方法がわからない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる
専攻科課程 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
マイコンの基本的な構成,動作の仕組みについて理解し,制御用マイコンの基礎的な使用法と,プログラミング言語による基本的な制御技術を身につける.


授業の進め方・方法:
授業は,対話重視の講義形式で行い,その都度演習を行う.さらに,理解を深めるためのレポートを課す.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 全体のガイダンス 本講義科目における学習内容,方法を説明できる.
2週 コンピュータの構成と制御,A/D変換 マイコンのディジタル信号入出力の方法を理解する.
3週 電子部品 基本的な電子部品の特徴を説明できる.
4週 マイコンの概要 マイコンの種類,制御の例を説明できる.
5週 電子回路用CADの基本,はんだ付け 電子回路用の単純なCADを使用,はんだ付けができる.
6週 マイコンのアーキテクスチャ マイコンのアーキテクチャと命令の形式を説明できる.
7週 マイコンの命令とプログラムの基礎 マイコンの命令とプログラムの基礎を説明できる
8週 中間試験 試験実施
4thQ
9週 マイコンの命令とプログラムの書き込み マイコンの命令と,書き込み方法を説明できる.
10週 AVRライタの製作Ⅰ ブレッドボードを利用して,AVRライタを製作できる.
11週 AVRライタの製作Ⅱ ブレッドボードを利用して,AVRライタを製作できる.
12週 AVRライタの製作Ⅲ ユニバーサル基盤を用いてAVRライタを製作できる.
13週 プログラムの作成から書き込みまでの概要 AVRライタ用のAVRを作成し,書き込みができる.
14週 プログラムの解説 プログラム例の内容を理解する.
15週 期末試験 試験実施
16週 後期定期試験の解説 試験の内容について説明する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。3
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。3
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。3
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力802000000
分野横断的能力0000000