到達目標
1.力、力のモーメントについて理解し、これらに関する問題を解くことができる
2.平面トラスに働く力、重心について理解し,これらに関する問題を解くことができる
3.摩擦、仕事、動力、エネルギについて理解し、これらに関連する問題を解くことができる
4.てこ、滑車、斜面について理解し、これらに関連する問題を解くことができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 力の表し方,モーメント,トラス,重心の解法を実際の問題に適用できる | 力の表し方,モーメント,トラス,重心の問題を解くことができる | 力の表し方,モーメント,トラス,重心の問題を解くことができない |
評価項目2 | 摩擦,仕事,動力,エネルギーの解法を実際の問題に適用できる | 摩擦,仕事,動力,エネルギーの問題を解くことができる | 摩擦,仕事,動力,エネルギーの問題を解くことができない |
評価項目3 | てこ,滑車,斜面,ねじ,効率の解法を実際の問題に適用できる | てこ,滑車,斜面,ねじ,効率の問題を解くことができる | てこ,滑車,斜面,ねじ,効率の問題を解くことができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1.力、力のモーメントの問題を解く方法について学習する
2.平面トラスに働く力、重心の問題を解く方法について学習する
3.摩擦、仕事、動力、エネルギの問題を解く方法について学習する
4.てこ、滑車、斜面の問題を解く方法について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に演習を行う
3.レポートを課す
注意点:
1.この科目をしっかり身につけておかないと、3年以上で学ぶ材料力学などの専門科目についていけない
2.予習復習をしっかり行い、わからないところがあれば次週の授業までに理解しておくこと
3.前回の授業がわからないまま次の授業時間を迎えるのは厳禁
4.専攻科生TAによる放課後の補講も積極的に活用すること
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
力の合成と分解(1) |
2つ以上の力と等しい効果を持つ1つの力を求める方法が説明できる
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2週 |
力の合成と分解(2) |
力の合成の問題を解くことができる,1つの力を座標軸に沿った2つの力に分解する方法が説明できる
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3週 |
力の合成と分解(3) |
力の分解の問題を解くことができる
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4週 |
力のモーメント、釣り合い(1) |
モーメントの概念を説明できる
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5週 |
力のモーメント、釣り合い(2) |
1点に働く力の釣り合いを説明できる
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6週 |
力のモーメント、釣り合い(3) |
作用点の異なる力の釣り合いを説明できる
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7週 |
力のモーメント、釣り合い(4) |
モーメントと力の釣り合いの問題を解くことができる
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8週 |
前期中間試験 |
試験実施
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2ndQ |
9週 |
平面トラス(1) |
トラス(骨組構造のひとつ)に働く力を求める節点法を説明できる
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10週 |
平面トラス(2) |
トラス(骨組構造のひとつ)に働く力を求める節点法を説明できる
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11週 |
平面トラス(3) |
トラス(骨組構造のひとつ)に働く力を求める問題を解くことができる
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12週 |
平面トラス(4) |
トラス(骨組構造のひとつ)に働く力を求める問題を解くことができる
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13週 |
重心(1) |
面積、体積、重心を求める方法を説明できる
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14週 |
重心(2) |
面積、体積、重心を求める方法を説明できる
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15週 |
重心(3) |
面積、体積、重心を求める問題を解くことができる
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16週 |
前期定期試験 |
試験実施
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後期 |
3rdQ |
1週 |
摩擦(1) |
さまざまな摩擦がはたらく物体の運動を説明できる
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2週 |
摩擦(2) |
さまざまな摩擦がはたらく物体の運動を説明できる
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3週 |
摩擦(3) |
さまざまな摩擦がはたらく物体の運動の問題を解くことができる
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4週 |
摩擦(4) |
さまざまな摩擦がはたらく物体の運動の問題を解くことができる
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5週 |
仕事、動力、エネルギ(1) |
仕事、動力、エネルギの求め方が説明できる
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6週 |
仕事、動力、エネルギ(2) |
仕事、動力、エネルギを求める問題が解ける
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7週 |
仕事、動力、エネルギ(3) |
エネルギー保存の法則を使って楽に運動を求める方法を説明できる
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8週 |
後期中間試験 |
試験実施
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4thQ |
9週 |
てこ、滑車(1) |
てこ・輪軸・滑車を使って力を増幅できることを知り、その力を求める方法を説明できる
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10週 |
てこ、滑車(2) |
てこ・輪軸・滑車の問題を解くことができる
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11週 |
てこ、滑車(3) |
力は増幅されても仕事は変わっていないこと(仕事の原理)を説明できる
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12週 |
斜面、ねじ、効率(1) |
斜面の物体を動かすのに必要な力を求める方法を説明できる
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13週 |
斜面、ねじ、効率(2) |
ねじを回す力の求め方を説明できる
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14週 |
斜面、ねじ、効率(3) |
機械の効率を説明できる
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15週 |
斜面、ねじ、効率(4) |
斜面、ねじ、効率の問題を解くことができる
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16週 |
学年末試験 |
試験実施
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | 力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。 | 3 | |
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。 | 3 | |
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。 | 3 | |
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。 | 3 | |
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。 | 3 | |
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。 | 3 | |
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。 | 3 | |
仕事の意味を理解し、計算できる。 | 3 | 後7 |
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。 | 3 | 後11 |
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。 | 3 | 後7 |
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。 | 3 | |
動力の意味を理解し、計算できる。 | 3 | |
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 30 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 30 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |