情報処理Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理Ⅲ
科目番号 0035 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 藤本邦昭著「ゼロからはじめるVisual Basic入門」森北出版、2012年、2200円(+税)
担当教員 高橋 美喜男

到達目標

1. Excelをもちいて表計算や関数を活用しグラフを作成できる
2. Excel VBAでマクロの作成方法を習得する。
3. 条件判断と繰返し処理を用いたマクロやグラフを作成するマクロを作成できる。
4. 入出力のユーザーフォーム画面を作成してプログラムを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ある数式について、Excel関数を活用してデータを生成し、グラフを作成できる。Excelのセルに入力されたデータからグラフを作成できる。Excelでグラフを作成できない。
評価項目2Excel VBAでマクロの作成方法を習得し、各種プログラムを作成できる。Excel VBAでマクロの作成方法を習得し、助言を受けながら各種プログラムを作成できる。Excel VBAでマクロの作成方法を習得せず、各種プログラムも作成できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる
準学士課程 2(3) 説明 閉じる
専攻科課程 B-2 説明 閉じる
専攻科課程 B-4 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる
JABEE B-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
VisualBASIC、Excelの表計算やグラフィック機能とVBAによるマクロを利用することで様々なプログラミングができることを学び,工学的問題に応用できる力を身につけさせることを目標とする。
授業の進め方・方法:
毎回の授業は、ネットワークセンターの演習室にて一人一台のコンピュータを用いて主に演習を行う。 教員による課題の説明後に学生は各自演習課題に取り組む。
注意点:
授業時間中に実施しきれなかった演習問題は、空き時間を利用して完成させること。
自宅に作成途中の課題内容を持ち帰りたい場合は、補助記憶装置を購入し持参すること。
課題に関する資料を配布するので、紛失しないようにまとめてファイリングして授業に持参すること。
前・後期ともに中間試験および定期試験を実施し,試験成績を 80%,課題(レポート)の成績を 20%とする.ただし,出席状況や授業態度によってはこれらを減算し最終評価とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Excelの基本操作 ・ Excelを用いて正弦波およびノイズ波形のグラフを作成する。
2週 VBAおよびマクロ Excel VBAの基礎を解説する。また、マクロの登録・実行方法を修得し、プログラムコードの基本的な記述方法を理解する。
3週 VBAおよびマクロ Excel VBAの基礎を解説する。また、マクロの登録・実行方法を修得し、プログラムコードの基本的な記述方法を理解する。
4週 プログラムの基本構造と繰返し処理 プログラムの基本構造を解説し、 For…NextおよびDo…LoopをForNextを用いて繰返し処理の基本を理解する。
5週 プログラムの基本構造と繰返し処理 プログラムの基本構造を解説し、 For…NextおよびDo…LoopをForNextを用いて繰返し処理の基本を理解する。
6週 条件判断 条件判断If、Else、ElseIf、Select Caseを用いて、マクロを作成する。
7週 条件判断 条件判断If、Else、ElseIf、Select Caseを用いて、マクロを作成する。
8週 グラフの作成
数値データに対して演算処理からグラフの作成までを行うマクロを作成する。
2ndQ
9週 グラフの作成
数値データに対して演算処理からグラフの作成までを行うマクロを作成する。
10週 文字数のカウントや抽出 Len関数やMid関数を用いて文字数のカウントや抽出方法を理解する。
11週 文字数のカウントや抽出 Len関数やMid関数を用いて文字数のカウントや抽出方法を理解する。
12週 ユーザーフォームの作成 ユーザーフォームの作成し、住所録や占いなどのマクロを作成する。
13週 ユーザーフォームの作成 ユーザーフォームの作成し、住所録や占いなどのマクロを作成する。
14週 ユーザーフォームの作成 ユーザーフォームの作成し、住所録や占いなどのマクロを作成する。
15週 ユーザーフォームの作成 ユーザーフォームの作成し、住所録や占いなどのマクロを作成する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000