概要:
1.鋳造法の基礎的事項と特殊鋳造法および鋳造品の欠陥について学習する
2.鍛造,圧延,押出し加工,引抜き加工の種類と特徴について学習する
3.各種プレス加工とその応用例について学習する
4.アーク溶接法とろう付の応用例について学習する
5.切削加工と研削加工および研磨加工の概要について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に参考資料を配布し,それに基づいて授業を進めていく
3.授業90分間に対して90分以上の復習を配布資料を活用して行う
注意点:
1.予習と復習をしっかり学習すること
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 工作 | 鋳型の要件、構造および種類を説明できる。 | 3 | |
鋳物の作り方、鋳型の要件、構造および種類を説明できる。 | 3 | |
精密鋳造法、ダイカスト法およびその他の鋳造法における鋳物の作り方を説明できる。 | 3 | |
鋳物の欠陥について説明できる。 | 3 | |
溶接法を分類できる。 | 3 | |
ガス溶接の接合方法とその特徴、ガスとガス溶接装置、ガス溶接棒とフラックスを説明できる。 | 3 | |
アーク溶接の接合方法とその特徴、アーク溶接の種類、アーク溶接棒を説明できる。 | 3 | |
サブマージアーク溶接、イナートガスアーク溶接、炭酸ガスアーク溶接で用いられる装置と溶接のしくみを説明できる。 | 3 | |
鍛造とその特徴を説明できる。 | 3 | |
プレス加工とその特徴を説明できる。 | 3 | |
転造、押出し、圧延、引抜きなどの加工法を説明できる。 | 3 | |
塑性加工の各加工法の特徴を説明できる。 | 3 | |
切削加工の原理、切削工具、工作機械の運動を説明できる。 | 3 | |
バイトの種類と各部の名称、旋盤の種類と構造を説明できる。 | 3 | |
フライスの種類と各部の名称、フライス盤の種類と構造を説明できる。 | 3 | |
ドリルの種類と各部の名称、ボール盤の種類と構造を説明できる。 | 3 | |
切削工具材料の条件と種類を説明できる。 | 3 | |
切削速度、送り量、切込みなどの切削条件を選定できる。 | 3 | |
切削のしくみと切りくずの形態、切削による熱の発生、構成刃先を説明できる。 | 3 | |
研削加工の原理、円筒研削と平面研削の研削方式を説明できる。 | 3 | |
砥石の三要素、構成、選定、修正のしかたを説明できる。 | 3 | |
ホーニング、超仕上げ、ラッピングなどの研削加工を説明できる。 | 3 | |
材料 | 引張試験の方法を理解し、応力-ひずみ線図を説明できる。 | 1 | |
硬さの表し方および硬さ試験の原理を説明できる。 | 1 | |
脆性および靱性の意味を理解し、衝撃試験による粘り強さの試験方法を説明できる。 | 1 | |
疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。 | 1 | |
機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。 | 1 | |
金属と合金の結晶構造を説明できる。 | 2 | |
金属と合金の状態変化および凝固過程を説明できる。 | 2 | |
合金の状態図の見方を説明できる。 | 2 | |
塑性変形の起り方を説明できる。 | 1 | |
加工硬化と再結晶がどのような現象であるか説明できる。 | 1 | |
鉄鋼の製法を説明できる。 | 2 | |
炭素鋼の性質を理解し、分類することができる。 | 2 | |
Fe-C系平衡状態図の見方を説明できる。 | 2 | |
焼きなましの目的と操作を説明できる。 | 2 | |
焼きならしの目的と操作を説明できる。 | 2 | |
焼入れの目的と操作を説明できる。 | 2 | |
焼戻しの目的と操作を説明できる。 | 2 | |