英語ⅢA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語ⅢA
科目番号 g0190 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『New Rays English Communication II』/ワークブック:『New Rays English Communication II WORKBOOK Standard』/単語集:『COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600』/参考書:『EARTHRISE 総合英語』
担当教員 小川 祐輔

到達目標

英語の発音
・英語のつづりと音との関係を理解できる。
・英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。
語彙
・中学で既習の1200語程度の語彙と第1学年で学習した1000語の語彙を定着させると共に、1000語程度の語彙を新たに習得する。
・自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
文法事項及び構文
・第1学年までで既習の文法事項や構文を定着させる。
・高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
読み書きを通して行うコミュニケーション
・毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。
・自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 発音聞き手に伝わるような、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮しての音読ができる。聞き手に伝わるような、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮しての音読がほぼできる。聞き手に伝わるような、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮しての音読ができない。
評価項目2 語彙既習の語彙が定着し、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得し、適切に運用できる。既習の語彙がほぼ定着し、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語をほぼ習得し、適切に運用できる。既習の語彙が定着しておらず、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語が習得できず、適切な運用ができない。
評価項目3 文法及び構文既習の文法事項や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得し、適切に運用できる。既習の文法事項や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得し、ほぼ適切に運用できる。既習の文法事項や構文および高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できておらず、適切な運用ができない。
評価項目4 英語コミュニケーション (英語運用能力の基礎固め)説明や物語などの文章を毎分100 語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 また、平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。説明や物語などの文章を毎分100 語程度の速度で聞き手に伝わるように音読がほぼできる。 また、平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることがほぼできる。説明や物語などの文章を毎分100 語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができない。 また、平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができない。
評価項目5 英語コミュニケーション(英語運用能力向上のための学習)関心のあるトピックや自分の専門分野に関する基本的な論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。関心のあるトピックや自分の専門分野に関する基本的な論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることがほぼできる。関心のあるトピックや自分の専門分野に関する基本的な論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 3(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・英語ⅠA・ⅠBで学習した事柄を踏まえ、基本的な英文読解力(英文から必要な情報を正しく読み取る力)の修得を目指す。
・英語IVAと平行して、『COCET 2600』の単語番号 1001~1500(500語)の修得を目指す。
・英語系外部試験(とくに実用英検と技術英検)についても適宜情報提供や対策等を行い、受講生のこれらの試験への挑戦をサポートする。
授業の進め方・方法:
・正確な英文読解力を養うため、読解活動のみならず、語彙や文法事項等についての学習も行う。
・授業の冒頭で、『COCET 2600』の単語テストを以下の要領で行う。
 後期中間試験:単語番号 1001~1250 単語テスト は50語/回×5回
 後期定期試験:単語番号 1251~1500 単語テスト は50語/回×5回
・その他、教科書の内容に即した活動を適宜取り入れる。
注意点:
・配布資料の整理・保管のために、A4版のファイルを各自で用意することが望ましい。配布資料にはA4用紙だけでなくA3用紙も使用する可能性があるため、クリアブックよりもファイルを推奨する。
・成績評価は、〈中間試験および定期試験:60%+『COCET』の単語テスト20%+課題:20%〉の割合で行う。
・中間試験および定期試験は100点満点で実施する。そのうち80点分は教科書から、20点分は『COCET 2600』から出題する。
・ワークブックは原則的に自学自習用とする。なお、中間試験および期末試験のタイミングでワークブックを課題として回収するので、各自計画的に学習を進めること。
・英語の修得状況には個人差があり、すべての受講生が満足するスピード・難易度の授業を実現するのは難しい。授業のスピードや難易度が自分に合っていないと感じた場合は、可能な範囲で個別対応を検討するので、担当教員に相談すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
検定試験解説
本授業に関わる学習等に関わる理解を深める。
実用英検および技術英検に関わる理解を深める。
2週 Chapter 1
Words that Can Guide You in Life
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
3週 Chapter 1
Words that Can Guide You in Life
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
4週 Chapter 2
Stationery-Changing Our Lives for the Better
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
5週 Chapter 2
Stationery-Changing Our Lives for the Better
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
6週 Chapter 3
Salt: More than Just a Seasoning
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
7週 Chapter 3
Salt: More than Just a Seasoning
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
8週 中間試験 第7週までの学習内容の修得状況を確認する。
2ndQ
9週 Chapter 4
The Story of Holly Butcher
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
10週 Chapter 4
The Story of Holly Butcher
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
11週 Chapter 5
Welcome to Costa Rica: An Invention to Ecotourism
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項等を身につける。
12週 Chapter 5
Welcome to Costa Rica: An Invention to Ecotourism
教科書の内容を理解し、新出語彙を覚え、文法事項を身につける。
13週 技術英検3級過去問等 技術英検3級の過去問等を解き、試験対策を行う。
14週 実用英検準2級過去問等 実用英検準2級の過去問等を解き、試験対策を行う。
15週 定期試験 第9週以降の学習内容の修得状況を確認する。
16週 答案返却・解答と解説 定期試験の解答と解説を行う。

評価割合

試験単語テスト課題合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100