到達目標
1.実習の概要を説明できる
2.班員と協力して積極的に実習に取り組める
3.実習の内容を報告書にまとめることができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 実習概要を詳細に説明できる | 実習概要を説明できる | 実習概要を説明できない |
評価項目2 | 班員と協力して積極的に実習に取り組める | 実習に取り組める | 実習に取り組めない |
評価項目3 | 実習内容を詳細な報告書にまとめることができる | 実習内容を報告書にまとめることができる | 実習内容を報告書にまとめることができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
2年次に学んだ製作実習の応用であるため、指導書の2年次の事項を復習することで、より効果的に学習できる。
また、それぞれの製作・加工方法の特徴を体験的に理解しながら、どのように製作・加工すると効率が良いかなど観察と探求を怠らないことで、設計や生産に関するモノづくりに必要な知識および素養が身に付く。
授業の進め方・方法:
1.10人前後で1班を編成し,班ごとに実習を実施する
2.一つの実習テーマを終えたら報告書を作成し,締切日までに提出する
注意点:
1.全実習テーマの報告書を提出しないと単位が修得できない
2.報告書は体裁を整えて記述すること
3.報告書は他人に情報を伝えるものであるから,分かりやすく記述すること
4.報告書が締切日までに提出されなかった場合は減点する
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
各工作での作業内容および安全を理解する。
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2週 |
鋳造(1) |
鋳物砂試験より主な砂の性質を説明できる。
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3週 |
鋳造(2) |
簡単なフルモールド法の鋳型製作を行なえ,主な内容を説明できる。
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4週 |
鋳造(3) |
簡単なフルモールド法の鋳型製作を行なえ,主な内容を説明できる。
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5週 |
鋳造(4) |
基本的なシェルモールド法,CO2プロセス法について作業が行え,主な内容を説明できる。
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6週 |
鋳造(5) |
基本的な鋳込み準備からアルミ熔解,鋳込み,型バラシ作業を行え,その安全について説明できる。
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7週 |
鋳造(6) |
基本的な鋳込み準備からアルミ熔解,鋳込み,型バラシ作業を行え,その安全について説明できる。
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8週 |
鋳造(7) |
鋳造実習に関する報告書が書ける.
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2ndQ |
9週 |
旋盤加工(1) |
端面切削ができる。 溝入れができる。
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10週 |
旋盤加工(2) |
外径切削ができる。 ねじ切り作業ができる。
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11週 |
旋盤加工(3) |
マイクロメータが使用できる。 ローレット加工ができる。 自動送り切削ができる。
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12週 |
旋盤加工(4) |
穴あけができる。 ネジ立てができる。
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13週 |
旋盤加工(5) |
端面切削ができる。 自動送り切削ができる。
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14週 |
旋盤加工(6) |
端面切削ができる。 自動送り切削ができる。
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15週 |
旋盤加工(7) |
旋盤加工実習に関する報告書が書ける
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
溶接(1) |
ガス溶接で、溶融池を連続で作ることができる。
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2週 |
溶接(2) |
溶融池で溶接棒を正しく溶かすことができる。
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3週 |
溶接(3) |
水平突合せ溶接ができる。
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4週 |
溶接(4) |
水平突合せ溶接ができる。
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5週 |
溶接(5) |
角付けができる。
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6週 |
溶接(6) |
角付け、隅肉溶接で角柱を製作する。
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7週 |
溶接(7) |
溶接実習に関する報告書が書ける
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8週 |
NC加工(1) |
NCによる工作機械の数値制御の基本を理解し、基本的なNCプログラムを作成できる。 レーザ加工の原理とレーザ加工機の基本的な仕組みを理解し、レーザ加工用のNCプログラムを作成できる。
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4thQ |
9週 |
NC加工(2) |
与えられた条件の中で、製作する作品について図案化する事ができる。
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10週 |
NC加工(3) |
設計した図案を、レーザ加工用の図面にできる。
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11週 |
NC加工(4) |
図面を基に、レーザ加工用プログラムを作成できる。
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12週 |
NC加工(5) |
レーザー加工機を使用し、安全にセッティングと加工プログラムの入力、本加工ができる。
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13週 |
NC加工(6) |
加工後の部品に曲げや接着等を行ない、設計通りの作品に仕上げられる。
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14週 |
NC加工(7) |
NC加工実習に関する報告書が書ける,
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15週 |
まとめ |
一年間の実習を振り返り、反省点等をまとめる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
ガス溶接で用いるガス、装置、ガス溶接棒の扱いかたがわかる。 | 3 | |
ガス溶接の基本作業ができる。 | 3 | |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 3 | |
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。 | 3 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、プログラミングができる。 | 3 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 3 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 3 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | |
評価割合
| レポート | 製作物 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 20 | 0 | 40 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |