工業力学Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 工業力学Ⅱ
科目番号 0047 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小山十郎著「機械力学考え方解き方」第3版 東京電機大学出版局、3,024円(税8%込み)
担当教員 伊藤 裕一

到達目標

1.摩擦、仕事、動力、エネルギについて理解し、これらに関連する問題を解くことができる
2.てこ、滑車、斜面、ねじを回す力について理解し、これらに関連する問題を解くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1摩擦,仕事,動力,エネルギーの解法を実際の問題に適用できる摩擦,仕事,動力,エネルギーの問題を解くことができる摩擦,仕事,動力,エネルギーの問題を解くことができない
評価項目2てこ,滑車,斜面,ねじ,効率の解法を実際の問題に適用できるてこ,滑車,斜面,ねじ,効率の問題を解くことができるてこ,滑車,斜面,ねじ,効率の問題を解くことができない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.摩擦、仕事、動力、エネルギの問題を解く方法について学習する
2.てこ、滑車、斜面、ねじを回す力の問題を解く方法について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に演習を行う
3.レポートを課す
注意点:
1.この科目の内容をしっかりと身につけることで、3年以上で学ぶ材料力学などの専門科目が理解できるようになる.
2.予習復習をしっかり行い、わからないところがあれば次週の授業までに理解しておくこと
3.前回の授業がわからないまま次の授業時間を迎えるのは厳禁
4.課題学習時間も積極的に活用すること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 摩擦(1) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動を説明できる
2週 摩擦(2) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動を説明できる
3週 摩擦(3) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動の問題を解くことができる
4週 摩擦(4) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動の問題を解くことができる
5週 仕事、動力、エネルギ(1) 仕事、動力、エネルギの求め方が説明できる
6週 仕事、動力、エネルギ(2) 仕事、動力、エネルギを求める問題が解ける
7週 仕事、動力、エネルギ(3) エネルギ保存の法則を使って簡単に運動を求める方法を説明できる
8週 後期中間試験 試験実施
4thQ
9週 てこ、滑車(1) てこ・輪軸・滑車を使って力を増幅できることを知り、その力を求める方法を説明できる
10週 てこ、滑車(2) てこ・輪軸・滑車の問題を解くことができる
11週 てこ、滑車(3) 力は増幅されても仕事の大きさは変わらないこと(仕事の原理)を説明できる
12週 斜面、ねじ、効率(1) 斜面の物体を動かすのに必要な力を求める方法を説明できる
13週 斜面、ねじ、効率(2) ねじを回す力の求め方を説明できる
14週 斜面、ねじ、効率(3) 機械の効率を説明できる
15週 回転体とトルク トルクの概念を説明できる.トルクを求める問題が解ける
16週 学年末試験 試験実施

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702001000100
基礎的能力702001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000