情報処理I

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 情報処理I
科目番号 0048 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 三谷純 著,Python ゼロからはじめるプログラミング,翔泳社,2021年,1880円(+税)
担当教員 伊藤 裕一,青葉 知弥

到達目標

1. 情報セキュリティについて理解するとともに、インターネットを適切に活用し,Teamsの操作ができる。
2. Pythonの簡単な使い方を理解するとともに、フローチャートを見ながら条件分岐を行うプログラムが作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報セキュリティについて説明し、身近な情報セキュリティ問題に対して対策を取ることができる情報セキュリティについて説明できる情報セキュリティについて説明できない
評価項目2Pythonの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを正確かつ過不足なく作成できるPythonの基本的な使い方を理解し,条件分岐を伴うプログラムを作成できるPythonの基本的な使い方を理解できず,条件分岐を伴うプログラムを作成できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 1B 情報の基礎
準学士課程(R6) 1C サイバーセキュリティの基礎

教育方法等

概要:
1. 情報セキュリティについて学習する。
2. Pythonの使い方について学習する。
授業の進め方・方法:
1. 授業は講義形式で行うが、授業中にPCを利用した作業や演習を行うことが多い。
2. 教科書と配付資料に基づいて授業を進める.
3. 授業90分間に対して90分以上の復習を教科書や配布資料を活用して行う。
注意点:
PCを使った演習が多いため、PCを使い慣れていない場合は、空き時間等も利用してできるだけ早くPC操作に慣れること。また、毎回資料を配布するので、紛失しないようにファイリングしておくこと。授業時間中に作成しきれなかった演習問題のプログラムは、空き時間を利用して作成すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ネットワークセンタのコンピュータシステムの基本的な使い方について理解できる
2週 コンピュータの仕組み コンピュータの仕組みについて理解できる
3週 情報の表現 情報の表現方法を理解できる
4週 プログラミング言語の種類 プログラミング言語の種類について理解できる
5週 最初のプログラミング Hello World! と表示させるプログラムを入力・実行することができる
6週 変数 変数について理解し,プログラム中で使うことができる
7週 型と算術演算 型と算術演算を理解し,プログラム中で使うことができる
8週 中間試験 試験受験
2ndQ
9週 答案返却・解説
答案の返却および解説
10週 文字列の扱い 文字列を理解し,プログラム中で使うことができる
11週 リスト リストを理解し,プログラム中で使うことができる
12週 条件分岐1 条件分岐を理解し,プログラムを作成できる.また,フローチャートと関連づけることができる.
13週 条件分岐2 複雑な条件分岐のプログラムを作成できる.また論理演算子が理解できる.
14週 繰返し処理 繰返し処理を理解し,プログラムを作成することができる.
15週 試験実施 試験受験
16週 答案返却・解説
答案の返却および解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。2
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。2
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。2
情報を適切に収集・取得できる。3
基礎的なプログラムを作成できる。3
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。3
基礎的なアルゴリズムについて理解し、任意のプログラミング言語を用いて記述できる。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。2

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000