工業力学Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 工業力学Ⅱ
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小山十郎著「機械力学考え方解き方」第3版 東京電機大学出版局、3,024円(税8%込み)
担当教員 丸岡 邦明

到達目標

1.摩擦、仕事、動力、エネルギについて理解し、これらに関連する問題を解くことができる
2.てこ、滑車、斜面、ねじを回す力について理解し、これらに関連する問題を解くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1摩擦,仕事,動力,エネルギーの解法を実際の問題に適用できる摩擦,仕事,動力,エネルギーの問題を解くことができる摩擦,仕事,動力,エネルギーの問題を解くことができない
評価項目2てこ,滑車,斜面,ねじ,効率の解法を実際の問題に適用できるてこ,滑車,斜面,ねじ,効率の問題を解くことができるてこ,滑車,斜面,ねじ,効率の問題を解くことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.摩擦、仕事、動力、エネルギの問題を解く方法について学習する
2.てこ、滑車、斜面、ねじを回す力の問題を解く方法について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に演習を行う
3.レポートを課す
注意点:
1.この科目をしっかり身につけておかないと、3年以上で学ぶ材料力学などの専門科目についていけない
2.予習復習をしっかり行い、わからないところがあれば次週の授業までに理解しておくこと
3.前回の授業がわからないまま次の授業時間を迎えるのは厳禁
4.専攻科生TAによる放課後の補講も積極的に活用すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 摩擦(1) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動を説明できる
2週 摩擦(2) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動を説明できる
3週 摩擦(3) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動の問題を解くことができる
4週 摩擦(4) さまざまな摩擦がはたらく物体の運動の問題を解くことができる
5週 仕事、動力、エネルギ(1) 仕事、動力、エネルギの求め方が説明できる
6週 仕事、動力、エネルギ(2) 仕事、動力、エネルギを求める問題が解ける
7週 仕事、動力、エネルギ(3) エネルギー保存の法則を使って楽に運動を求める方法を説明できる
8週 後期中間試験 試験実施
4thQ
9週 てこ、滑車(1) てこ・輪軸・滑車を使って力を増幅できることを知り、その力を求める方法を説明できる
10週 てこ、滑車(2) てこ・輪軸・滑車の問題を解くことができる
11週 てこ、滑車(3) 力は増幅されても仕事は変わっていないこと(仕事の原理)を説明できる
12週 斜面、ねじ、効率(1) 斜面の物体を動かすのに必要な力を求める方法を説明できる
13週 斜面、ねじ、効率(2) ねじを回す力の求め方を説明できる
14週 斜面、ねじ、効率(3) 機械の効率を説明できる
15週 斜面、ねじ、効率(4) 斜面、ねじ、効率の問題を解くことができる
16週 学年末試験 試験実施

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603001000100
基礎的能力603001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000