到達目標
1. JISと第3角法を理解し、三次元物体の投影図を描くことができる。
2. 加工方法を考慮した作図を理解し、寸法記入など基本的な製作図面を描くことができる。
3. JISに基づく公差等を理解し、基本的な製作図を描くことができる。
4. 基本的なスケッチと製作図を描くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 複雑な形状の品物について、第3角法を用いて図面をかくことができる | 第3角法を用いて図面をかくことができる | 第3角法を用いて図面をかくことができない |
評価項目2 | 公差や表面性状の考え方について詳細に説明できる | 公差や表面性状の考え方について説明できる | 公差や表面性状の考え方について説明できない |
評価項目3 | 尺度を考慮して製作図をかくことができる | 基本的な製作図をかくことができる | 基本的な製作図をかくことができない |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(R6) 6A 各機械工学分野基礎科目の修得
教育方法等
概要:
この科目は企業で歯車の開発を担当していた教員が,その経験を活かし,製図について講義形式で授業を行なうものである.
1. 第3角法を用いた図面のかき方を習得する。
2. 公差や表面性状等の考え方を学習する。
3. 基本的な製作図のかき方を習得する。
授業の進め方・方法:
1.授業時間中に教室で製図もおこない提出する
2.提出した課題の平均点と定期試験の結果で評価する.
注意点:
A4版の方眼紙と製図用具を持参すること.
理解を深めるには、トレース感覚をやめ、考えながら作図することを繰返し、不明な点は積極的に質問する姿勢が重要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
寸法公差とはめあい(1) |
寸法公差とはめあいについて説明できる
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2週 |
寸法公差とはめあい(2) |
第3角法を用いてかいた図面に、寸法公差の情報をかき加えることができる
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3週 |
幾何公差(1) |
幾何公差について説明できる
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4週 |
幾何公差(2) |
第3角法を用いてかいた図面に、幾何公差の情報をかき加えることができる
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5週 |
表面性状(1) |
表面性状について説明できる
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6週 |
表面性状(2) |
第3角法を用いてかいた図面に、表面性状の情報をかき加えることができる
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7週 |
材料記号 |
材料記号について説明できる
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8週 |
質量計算 |
部品の質量を計算できる
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4thQ |
9週 |
製作図のかき方(1) |
製作図の様式について説明できる
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10週 |
製作図のかき方(2) |
製作図をかくことができる
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11週 |
製作図のかき方(3) |
尺度を考慮して製作図をかくことができる
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12週 |
ねじの種類 |
ねじの種類について説明できる
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13週 |
ねじの製図法(1) |
ねじの製図法について説明できる
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14週 |
ねじの製図法(2) |
ねじの図面をかくことができる
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15週 |
ねじの製図法(3) |
複雑なねじの図面をかくことができる
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16週 |
総括 |
総括
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 設計製図 | 図形の表し方、寸法・公差・表面性状の指示、部品のスケッチの仕方を理解し、製作図を作成できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11 |
機械要素の製図の規格を理解し、図面を作成できる。 | 3 | 後7,後8,後9 |
主要な要素部品などの設計方法を理解し、製作図を作成することができる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |