技術者入門I

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 技術者入門I
科目番号 0052 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 歸山 智治,板垣 貴喜

到達目標

1.グループでの実験を通し、技術者として必要な基礎的実験能力を身に付ける.
2.報告書を作成するための、ワープロソフト、表計算ソフトなどを使うことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的実験内容を理解し遂行できる.基本的実験を遂行できる.基本的実験を遂行できない.
評価項目2実験内容を理解し,報告書を作成できる.実験の報告書を作成できる.実験の報告書を作成できない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 4A 観察力・解析力
準学士課程(R6) 4C チームワーク
準学士課程(R6) 6A 各機械工学分野基礎科目の修得

教育方法等

概要:
基本的な実験を通して、機械工学を学ぶ上で必要な感覚的スキルの向上を目指す.
授業の進め方・方法:
1.5名程度で1班を編成し、班ごとに実験を実施する.
2.実験が主となるため、各自がしっかりと手を動かし課題を遂行する.
注意点:
1.如何なる理由でも欠席した場合には、対応した課題を追実験にて遂行すること。
2.報告書は他人に情報を伝えるものであるため,わかりやすく記述すること
3.報告書が締切日までに提出されなかった場合は減点対象となる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス/報告書作成演習 実験の概要が説明できる.ワープロソフトを使うことができる.
2週 報告書作成演習 ワープロソフトを使うことができる
3週 報告書作成演習 表計算ソフトを使うことができる.
4週 報告書作成演習 表計算ソフトを使うことができる.
5週 実験1 実験1を遂行し,その報告書を作成する.
6週 実験2 実験2を遂行し,その報告書を作成する.
7週 実験3
実験3を遂行し,その報告書を作成する.
8週 実験4 実験4を遂行し,その報告書を作成する.
2ndQ
9週 実験5 実験5を遂行し,その報告書を作成する.
10週 実験6 実験6を遂行し,その報告書を作成する.
11週 実験7 実験7を遂行し,その報告書を作成する.
12週 実験8 実験8を遂行し,その報告書を作成する.
13週 立体的な構造物を製作 立体的構造物を製作する.
14週 製作した構造物の耐荷重を測定 構造物の耐荷重を測定する.
15週 構造物の形状と耐荷重の違いを考察 構造物の形状と耐荷重の違いについて考察する.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術工学実験技術目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。1前1,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。1前2,前3,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。1前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。1前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野(実験・実習能力)機械系分野(実験・実習能力)機械工学に関する実験を行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。1前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12

評価割合

レポート課題への取組み状況合計
総合評価割合8020100
基礎的能力402060
専門的能力40040