材料力学Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 材料力学Ⅰ
科目番号 0053 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 深沢泰晴ほか著「材料力学I」パワー社,\3,000+税
担当教員 板垣 貴喜,千葉 明

到達目標

1.部材内の応力やひずみを説明できる
2.主応力とモールの応力円を説明できる
3.圧力容器とねじりにおける応力の計算ができる
4.軸とコイルの応力計算とはりの支点反力を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1部材内の応力やひずみやモールの応力円の活用できる部材内の応力やひずみやモールの応力円の説明できる部材内の応力やひずみやモールの応力円の説明できない
評価項目2圧力容器とねじりにおける応力の計算ができる圧力容器とねじりにおける応力の説明ができる圧力容器とねじりにおける応力の説明ができない
評価項目3軸とコイルの応力とはりの支点反力の計算ができる軸とコイルの応力とはりの支点反力の説明ができる軸とコイルの応力とはりの支点反力の説明ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.静力学の基礎とSI単位について学習する
2.引張り・圧縮とせん断応力とひずみ・応力との関係など材料力学の基礎について学習する
3.棒の引張りと圧縮とモールの応力円の応用について学習する
4.薄肉圧力容器の応力と中実・中空丸棒のねじりについて学習する
5.動力伝達軸とコイルばねとはりの応力計算について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に計算問題を演習させ,それに基づいて授業を進めていく
3.授業90分間に対して90分以上の復習課題を活用して行う
4.授業90分間に対して90分以上は課題を解答レポート作成の時間に充てる
注意点:
1.予習と復習をしっかり学習すること
2.レポートの期限内提出を厳守すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 静力学の基礎と力のつり合い 静力学における力のつり合いを説明できる
2週 SI単位について SI単位を説明できる
3週 引張りおよび圧縮応力 引張り応力と圧縮応力を説明できる
4週 せん断応力 せん断応力を説明できる
5週 ひずみと応力の関係 ひずみと応力との関係を説明できる
6週 材料の機械的性質と安全率 材料の機械的性質と安全率を説明できる
7週 前期中間試験 試験実施
8週 答案返却 答案の返却と解説
2ndQ
9週 棒の引張りと圧縮 棒の引張りと圧縮を説明できる
10週 熱応力 熱応力を説明できる
11週 組み合わせ応力 組み合わせ応力を説明できる
12週 主応力 主応力を説明できる
13週 主せん断応力 主せん断応力を説明できる
14週 モールの応力円1 モールの応力円を説明できる
15週 モールの応力円2 モールの応力円を描ける
16週 前期定期試験 試験実施
後期
3rdQ
1週 答案返却 答案の返却と解説
2週 薄肉圧力容器の応力1 薄肉圧力容器の応力を説明できる
3週 薄肉圧力容器の応力2 薄肉圧力容器の応力の計算ができる
4週 ねじり 棒材のねじりを説明できる
5週 断面二次極モーメント 断面二次極モーメントを説明できる
6週 中実・中空丸棒のねじり 中実・中空丸棒のねじりを説明できる
7週 後期中間試験 試験実施
8週 答案返却 答案の返却と解説
4thQ
9週 動力伝達軸 動力伝達軸を説明できる
10週 コイルばね コイルばねを説明できる
11週 はりにおけるつり合い はりにおけるつり合いを説明できる
12週 はりの支点条件 はりの支点条件を説明できる
13週 支点反力の求め方 支点反力の求め方を説明できる
14週 演習と総まとめ 演習問題を解くことができる
15週 後期定期試験 試験実施
16週 答案返却 答案の返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000