工学実験Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 工学実験Ⅲ
科目番号 0059 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 板垣 貴喜,伊藤 裕一,小川 登志男,小田 功

到達目標

1.実験の概要を説明できる
2.班員と協力して積極的に実験に取り組める
3.実験の内容を報告書にまとめることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験概要を詳細に説明できる実験概要を説明できる実験概要を説明できない
評価項目2班員と協力して積極的に実験に取り組める実験に取り組める実験に取り組めない
評価項目3実験内容を詳細な報告書にまとめることができる事件内容を報告書にまとめることができる実験内容を報告書にまとめることができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.工学に関する展開段階から発展段階の実験である
2.将来,技術者として報告書を書く訓練としての意味合いがある
授業の進め方・方法:
1.10~15人程度で1班を編成し,班ごとに実験を実施する
2.一つの実験テーマを終えたら報告書を作成し,締切日までに提出する
3.一つの実験テーマは4,5回から構成されており,1回目に実験概要の説明,2~3,4回目に実験,4,5回目に報告書の内容に関する口頭試問をする
4.一つの実験テーマの口頭試問を終えたら,次の回から別の実験テーマに移る
注意点:
1.全実験テーマの報告書を提出しないと単位が修得できない
2.報告書は体裁を整えて記述すること
3.報告書は他人に情報を伝えるものであるから,分かりやすく記述すること
4.各実験テーマの初回の実験概要説明を聞き,実験内容を想像すること
5.報告書が締切日までに提出されなかった場合は減点する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 自動制御実験1 ロジックボードの論理回路に関する実験概要を説明できる
2週 自動制御実験2 ロジックボードの論理回路に関する実験ができる
3週 自動制御実験3 ロジックボードの論理回路に関する実験ができる
4週 自動制御実験4 ロジックボードの論理回路に関する実験報告書が書ける
5週 機械要素実験1 遊星歯車機構の回転速度とトルクに関する実験概要を説明できる
6週 機械要素実験2 遊星歯車機構の回転速度とトルクに関する実験ができる
7週 機械要素実験3 遊星歯車機構の回転速度とトルクに関する実験ができる
8週 機械要素実験4 遊星歯車機構の回転速度とトルクに関する実験報告書が書ける
2ndQ
9週 機械工作実験1 スポーツ用具の慣性モーメントと振動特性に関する実験概要を説明できる
10週 機械工作実験2 スポーツ用具の慣性モーメントに関する実験ができる
11週 機械工作実験3 振動特性に関する実験ができる
12週 機械工作実験4 スポーツ用具の慣性モーメントに関する実験報告書が書ける
13週 真円度測定実験1 加工法と加工精度に関する実験概要を説明できる
14週 真円度測定実験2 加工法と加工精度に関する実験ができる
15週 真円度測定実験3 加工法と加工精度に関する実験ができる
16週 真円度測定実験4 加工法と加工精度に関する実験報告書が書ける
後期
3rdQ
1週 精密測定実験1 ダイヤルゲージの精度検定法,および切削条件と表面粗さに関する実験概要を説明できる
2週 精密測定実験2 ダイヤルゲージの精度検定の実験ができる
3週 精密測定実験3 切削条件と表面粗さの実験ができる
4週 精密測定実験4 ダイヤルゲージの精度検定の実験報告書が書ける
5週 精密測定実験5 切削条件と表面粗さの実験報告書が書ける
6週 機械材料実験1 炭素工具鋼の硬さ,および鋼の組織観察の実験概要を説明できる
7週 機械材料実験2 炭素工具鋼の硬さの実験ができる
8週 機械材料実験3 鋼の組織観察の実験ができる
4thQ
9週 機械材料実験4 炭素工具鋼の硬さの実験報告書が書ける
10週 機械材料実験5 鋼の組織観察の実験報告書が書ける
11週 内燃実験1 ガソリン機関の性能試験,および燃料の発熱量の測定に関する実験概要を説明できる
12週 内燃実験2 ガソリン機関の性能試験に関する実験ができる
13週 内燃実験3 燃料の発熱量の測定に関する実験ができる
14週 内燃実験4 ガソリン機関の性能試験に関する実験報告書が書ける
15週 内燃実験5 燃料の発熱量の測定に関する実験報告書が書ける
16週 総括 実験内容に関する質疑応答ができる

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ報告書その他合計
総合評価割合000300700100
基礎的能力00000000
専門的能力000300700100
分野横断的能力00000000