日本事情ⅡB

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本事情ⅡB
科目番号 0062 科目区分 一般 / 必修(留学生)
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 萩原編著:『よくわかる機構学』オーム社、 1996 年,2800円+税
担当教員 歸山 智治

到達目標

1.自由度、速度、加速度、円運動などの運動学の基礎と剛体の平面運動と瞬間中心を理解する。
2.平面機構の運動解析を理解し、リンク機構の特徴を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自由度、速度、加速度、円運動などの運動学の基礎と剛体の運動と瞬間中心を理解できる。単純な機構における瞬間中心を求められる。 瞬間中心の概念が理解できない。
評価項目2機構の運動解析を理解し、リンク機構の特徴を説明できる。リンク機構の運動を計算できる。リンク機構の運動をイメージできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械を動かすためには機構を必要とする。機構学は、機能設計の主要な部分である機械の機構を扱う学問である。複雑な動きをしている機械も,単純な仕組みの組み合わせである.機械の運動を幾何学的に捕らえ,運動の伝達を理解する.
授業の進め方・方法:
授業は,対話重視の講義形式で行い,その都度演習を行う.
注意点:
動きをイメージしながら授業に取り組むこと.
質問に訪れた学生には異なるアプローチでの解説する.理解が不十分と感じたら積極的に質問し,理解に励むよう心がけること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 機械運動の基礎 機械、機構及び機素の定義を説明できる。
2週 機構の自由度 機構の自由度を説明することができる。
3週 機構の自由度 機構の自由度を求めることができる。
4週 機構の自由度 演習解説
5週 瞬間中心 機構の瞬間中心および瞬間中心軌跡を求めることができる。
6週 瞬間中心 ケネディーの定理を説明できる。
7週 瞬間中心 複雑なリンク機構における瞬間中心が求められる.
8週 瞬間中心 ベクトルを指数関数で表すことができる.
4thQ
9週 瞬間中心 演習解説
10週 平面リンク機構の運動解析 各種リンク機構の種類と特徴を説明できる.
11週 平面リンク機構の運動解析 各種リンク機構の種類と特徴を説明できる.
12週 平面リンク機構の運動解析 各種リンク機構の種類と特徴の問題を解くことができる.
13週 平面リンク機構の運動解析 各種リンク機構の種類と特徴の問題を解くことができる.
14週 平面リンク機構の運動解析 各種リンク機構の種類と特徴の問題を解くことができる.
15週 平面リンク機構の運動解析 演習解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。3
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。3
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。3
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。3
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。3
向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。3
仕事の意味を理解し、計算できる。3
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。3
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。3

評価割合

レポート態度合計
総合評価割合100000100
基礎的能力5000050
専門的能力5000050
分野横断的能力00000