概要:
1.自動制御の概略、ラプラス変換,ラプラス逆変換について学習する
2.機械システムおよび電気システムの伝達関数を求める方法について学習する
3.ブロック線図を変換する方法について学習する
4.伝達関数が1次系、2次系の場合の時間応答を求める方法について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に演習を行う
3.授業90分間に対してレポートを含め,各自90分以上の予習復習をおこなう
注意点:
1.ラプラス変換に関する知識は必要不可欠であるので、事前に十分復習しておくことが重要である
2.教科書だけの学習では内容が高度な部分も含んでいるため、板書のノートをとることが理解を深める上で効果的である
3.工学実験で行う制御系設計ツールを用いた制御系解析、設計について関連付けることによりなお一層理解が深まる
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
制御の概要 |
身近にある制御が用いられているシステムについて説明できる
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2週 |
複素数とラプラス変換1 |
ラプラス変換,ラプラス逆変換を説明できる
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3週 |
複素数とラプラス変換2 |
ラプラス変換,ラプラス逆変換の問題を解くことができる
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4週 |
モデリングと伝達関数1 |
機械システム、電気システムの微分方程式から伝達関数を導く方法を説明できる
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5週 |
モデリングと伝達関数2 |
機械システム、電気システムの微分方程式から伝達関数を導くことができる
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6週 |
ブロック線図1 |
信号の流れをブロック線図で表す方法について説明できる
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7週 |
ラプラス変換、伝達関数の演習 |
ラプラス変換、ラプラス逆変換、伝達関数について問題を解くことができる
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8週 |
中間試験 |
試験実施
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4thQ |
9週 |
答案返却と解説 ブロック線図2 |
ブロック線図を変換する問題を解くことができる
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10週 |
ブロック線図3 |
ブロック線図を変換する問題を解くことができる
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11週 |
1次系の時間応答(過渡応答) |
伝達関数が1次系のシステムの過渡応答の特性について説明できる
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12週 |
2次系の時間応答(過渡応答)1 |
伝達関数が2次系のシステムの過渡応答の特性について説明できる
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13週 |
2次系の時間応答(過渡応答)2 |
伝達関数が2次系のシステムの過渡応答の特性について説明できる
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14週 |
フィードバック制御の定常応答 |
フィードバック制御の定常応答の特性について説明できる
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15週 |
ブロック線図、時間応答の演習 |
ブロック線図,時間応答(過渡応答,定常応答)の問題を解くことができる
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16週 |
学年末試験 |
試験実施
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 2 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 2 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 2 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 2 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 2 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 2 | |