機構学(後期)

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 機構学(後期)
科目番号 0073 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 萩原編著:『よくわかる機構学』オーム社、 1996 年,2800円+税
担当教員 歸山 智治

到達目標

1.自由度、速度、加速度、円運動などの運動学の基礎と剛体の平面運動と瞬間中心を理解する。
2.平面機構の運動解析を理解し、リンク機構の特徴を説明できる。
3.カム・摩擦伝動機構と歯車の基礎について理解し、説明できる。
4.歯車の運動学的な理論と歯車列を理解し説明できる。平面機構と空間機構の力学解析の基礎を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自由度、速度、加速度、円運動などの運動学の基礎と剛体の運動と瞬間中心を理解できる。単純な機構における瞬間中心を求められる。 瞬間中心の概念が理解できない。
評価項目2機構の運動解析を理解し、リンク機構の特徴を説明できる。リンク機構の運動を計算できる。リンク機構の運動をイメージできない。
評価項目3カム・摩擦伝動機構と歯車の基礎について理解し、説明できる。カム・摩擦伝動機構と歯車の基礎を知り、単純な機構の解析ができる。カム・摩擦伝動機構と歯車の基礎がわからない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械を動かすためには機構を必要とする。機構学は、機能設計の主要な部分である機械の機構を扱う学問である。複雑な動きをしている機械も,単純な仕組みの組み合わせである.機械の運動を幾何学的に捕らえ,運動の伝達を理解する.
授業の進め方・方法:
授業は,対話重視の講義形式で行い,その都度演習を行う.さらに,理解を深めるためのレポートを課す.
注意点:
動きをイメージしながら授業に取り組むこと.
質問に訪れた学生には異なるアプローチでの解説する.理解が不十分と感じたら積極的に質問し,試験前だけでなく平素から理解に励むよう心がけること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力100000000
専門的能力802000000
分野横断的能力0000000