製作実習Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 製作実習Ⅲ
科目番号 0075 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 木更津工業高等専門学校機械工学科編『製作実習指導書』,1,600円(1年次に購入済)
担当教員 石出 忠輝

到達目標

1.ガラスエッチングによる硝子加工ができる
2.旋盤による薄物や簡単なNC加工ができる
3.図面を基に加工方法や工程を自分で考えることができる
4.シーケンス制御を説明できる
5.安全な作業のあり方を説明できる
6.作業内容をレポートにまとめることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習内容を詳細にレポートにまとめることができる実習内容をレポートにまとめることができる実習内容をレポートにまとめることができない
評価項目2製品を高精度に製作できる製品を製作できる製品を製作できない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.4種類の加工法(硝子加工,旋盤加工,基本加工,FA実習)を通して,各加工法への理解を深める
2.上記4種類の加工法について,作業内容をレポートにまとめ提出する
3.上記4種類の加工法について,製作物を提出する
授業の進め方・方法:
1.4班に分かれ4種類の加工法を全て履修する
2.4種類の加工法それぞれに対してレポートを提出する
注意点:
1.2年および3年次に学んだ製図や製作実習が基礎となっているので,不明な点を事前に調べておくこと
2.製作に対して創意工夫する意識を常にもつこと
3.実習服,帽子,靴を着用すること
4.安全には充分に注意して作業すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 硝子加工1 ガラスエッチングを説明できる
2週 硝子加工2 ガラスエッチングができる
3週 硝子加工3 サンドブラスト加工ができる
4週 レポート整理 レポートを提出する
5週 旋盤加工1 旋盤による薄物やNC加工を説明できる
6週 旋盤加工2 薄物加工ができる
ロレット加工ができる
7週 旋盤加工3 NCプログラムを理解できる
簡単なNC加工ができる
8週 レポート整理 レポートを提出する
2ndQ
9週 基本加工1 図面を見て加工方法や工程を自分で考えられる
10週 基本加工2 切断加工ができる
穴あけ加工ができる
11週 基本加工3 仕上げ加工ができる
12週 レポート整理 レポートを提出する
13週 FA実習1 シーケンス制御を説明できる
14週 FA実習2 マイクロスイッチを説明できる
リレーを説明できる
タイマを説明できる
カウンタを説明できる
15週 FA実習3 AND回路を製作できる
OR回路を製作できる
リレーNOT回路を製作できる
16週 レポート整理 レポートを提出する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野機械設計歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。4
すべり率、歯の切下げ、かみあい率を説明できる。4
標準平歯車と転位歯車の違いを説明できる。4
歯車列の速度伝達比を計算できる。4
リンク装置の機構を理解し、その運動を説明できる。4
代表的なリンク装置の、変位、速度、加速度を求めることができる。4
力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。3
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。3
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。3
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。3
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。3
向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。3
仕事の意味を理解し、計算できる。3
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。3
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート製作物その他合計
総合評価割合0000070300100
基礎的能力000000000
専門的能力0000070300100
分野横断的能力000000000