材料力学Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 材料力学Ⅰ
科目番号 0079 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 久池井茂ほか著「材料力学」実教出版,\2,400+税
担当教員 高橋 美喜男

到達目標

1.部材内の応力やひずみを説明できる
2.主応力とモールの応力円を説明できる
3.圧力容器とねじりにおける応力の計算ができる
4.軸とコイルの応力計算とはりの支点反力を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1引張り・圧縮・せん断応力とひずみ・応力との関係などを実際の問題に活用できる.引張り・圧縮・せん断応力とひずみ・応力との関係などの問題を解くことができる.引張り・圧縮・せん断応力とひずみ・応力との関係などの問題を解くことができない.
評価項目2ねじり応力とねじれ角の関係などを実際の問題に活用できる.ねじり応力とねじれ角の関係などの問題を解くことができる.ねじり応力とねじれ角の関係などの問題を解くことができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.静力学の基礎とSI単位について学習する
2.引張り・圧縮・せん断応力とひずみ・応力との関係など材料力学の基礎について学習する
3.主に丸棒を対象としたねじり応力とねじれ角の関係などについて学習する.
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う
2.授業中に計算問題を演習させ,それに基づいて授業を進めていく
注意点:
1.予習と復習をしっかり行い、わからないところがあれば次週の授業までに理解しておくこと
2.前回の授業がわからないまま次の授業時間を迎えることは厳禁
3.レポートの期限内提出を厳守すること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 静力学の基礎と力のつり合い 静力学における力のつり合いを説明できる
2週 SI単位について SI単位を説明できる
3週 引張りおよび圧縮応力 引張りおよび圧縮応力を説明できる
4週 せん断応力 せん断応力を説明できる
5週 ひずみと応力の関係 ひずみと応力の関係を説明できる
6週 材料の機械的性質と安全率 材料の機械的性質と安全率を説明できる
7週 後期中間試験 試験実施
8週 答案返却 答案の返却と解説
4thQ
9週 棒の引張りと圧縮 棒の引張りと圧縮を説明できる
10週 自重による応力と変形 自重による応力と変形を説明できる
11週 引張圧縮の不静定問題 引張圧縮の不静定問題を説明できる
12週 熱応力 熱応力を説明できる
13週 丸棒のねじり応力 丸棒に働くねじり応力を説明できる
14週 ねじりの不静定問題 ねじりの不静定問題を説明できる
15週 いろいろな断面形状のねじり 代表的な断面形状のねじり応力を説明できる
16週 後期定期試験 試験実施

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力0000000
専門的能力90000010100
分野横断的能力0000000