経済学B

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 経済学B
科目番号 0096 科目区分 一般 / 必修選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 武長 玄次郎

到達目標

日本と世界を取り巻く経済状況は、年々不安定さを増している。それについて、理論と実際の両面から理解できるようにすることが目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1日本経済の現状と問題点を把握し、分かりやすく説明できる。日本経済の現状と問題点をある程度理解できる。日本経済の現状と問題点を十分理解できない。
評価項目2日本経済と世界の関わりを多角的に説明できる。日本経済と世界の関わりを説明できる。日本経済と世界の関わりを説明できない。
評価項目3日本経済の状況を自分の将来の問題と関連づけて考え、何らか解決策を案出できる。日本経済に関する自分の考えを提示できる。日本経済に関する自分の考えを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 A-1 説明 閉じる
JABEE A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本経済の取り巻く問題点を理解し解決策を探る。
授業の進め方・方法:
講義形式で進める。
注意点:
授業90分に対して、教科書や授業中に伝える教材等で同じ時間予習と復習を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業方法の理解
2週 GDPとは何か GDPについて理解できる(MCC)
3週 消費の仕組み 消費が経済発展とどう結びつくかを理解できる(MCC)
4週 日本人の貯蓄と投資 日本人の貯蓄行動と投資について理解できる(MCC)
5週 金融の仕組みと株式市場 金融および株式市場の基本的な枠組みについて理解できる(MCC)
6週 貨幣の仕組み 経済の上で不可欠な、貨幣について理解できる(MCC)
7週 貨幣の需要と供給 貨幣の需要と供給を適正化する仕組みを理解できる(MCC)
8週 日本銀行の役割 日本銀行の歴史と業務内容、今後の役割を理解できる(MCC)
4thQ
9週 乗数理論とIS-LM分析 経済発展の理解に不可欠な、乗数理論およびIS-LM分析を理解できる(MCC)
10週 経済対策の必要性と景気循環 循環する景気の中で経済対策がなぜ必要か、その効果について理解できる(MCC)
11週 財政問題と国債 国債など日本の財政問題を理解できる(MCC)
12週 インフレとデフレの歴史 インフレの問題点、デフレの影響を世界的・歴史的に理解できる(MCC)
13週 失業問題 日本の失業問題の現状を理解できる(MCC)
14週 経済成長と格差 何が経済成長をもたらし格差を生むのか、国際経済の見地から理解できる(MCC)
15週 為替レートと国際通貨制度 経済を左右する為替レートの決定条件を理解し、国際的な通貨制度について認識できる(MCC)
16週 まとめ

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力0300002050
専門的能力0000000
分野横断的能力0200003050