機構学(後期)

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 機構学(後期)
科目番号 0101 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 萩原編著:『よくわかる機構学』オーム社、 1996 年,2800円+税
担当教員 歸山 智治

到達目標

1.カム・摩擦伝動機構と歯車の基礎について理解し、説明できる。
2.歯車の運動学的な理論と歯車列を理解し説明できる。平面機構と空間機構の力学解析の基礎を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1摩擦伝動機構について理解し、説明できる。摩擦伝動機構の基礎を知り,単純な機構の解析ができる。摩擦伝動機構の基礎がわからない。
評価項目2歯車の伝動機構について理解し、説明できる。歯車の伝動機構の基礎を知り,単純な機構の解析ができる。歯車の伝動機構の基礎がわからない。
評価項目3カム機構について理解し、説明できる。カム機構の基礎を知り,単純な機構の解析ができる。カム機構の基礎がわからない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる
準学士課程 2(3) 説明 閉じる
専攻科課程 B-2 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械を動かすためには機構を必要とする。機構学は、機能設計の主要な部分である機械の機構を扱う学問である。複雑な動きをしている機械も,単純な仕組みの組み合わせである.機械の運動を幾何学的に捕らえ,運動の伝達を理解する.
授業の進め方・方法:
授業は,対話重視の講義形式で行い,その都度演習を行う.さらに,理解を深めるためのレポートを課す.
注意点:
動きをイメージしながら授業に取り組むこと.
質問に訪れた学生には異なるアプローチでの解説する.理解が不十分と感じたら積極的に質問し,試験前だけでなく平素から理解に励むよう心がけること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 摩擦伝動装置 転がり接触を満たす条件を説明できる.
2週 摩擦伝動装置 摩擦を利用した様々な機構を知り、それぞれの仕組みを理解できる。
3週 摩擦伝動装置 摩擦を利用した様々な機構を知り、それぞれの仕組みを理解できる。
4週 摩擦伝動装置 摩擦を利用した様々な機構を知り、それぞれの仕組みを理解できる。
5週 摩擦伝動装置 摩擦を利用した様々な機構を知り、それぞれの仕組みを理解できる。
6週 摩擦伝動装置 摩擦を利用した様々な機構の問題を解くことができる
7週 摩擦伝動装置 摩擦を利用した様々な機構の問題を解くことができる
8週 課題
4thQ
9週 課題の解説
10週 歯車装置 すべり率を説明することができる.
11週 歯車装置 歯車を利用した様々な機構を知り,その仕組みを理解できる.
12週 歯車装置 歯車を利用した様々な機構を知り,その問題を解くことができる.
13週 カム装置 板カムの運動関係を理解することができる.
14週 カム装置 カムの運動関係の問題を解くことができる
15週 課題
16週 課題の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力010000000
分野横断的能力0000000