工学実験ⅣA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 工学実験ⅣA
科目番号 0129 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 機械工学科編「工学実験指導書(D)」,2000円,(4年次に購入済み)
担当教員 石出 忠輝,板垣 貴喜,内田 洋彰,小田 功

到達目標

1.実験方法を理解し,自ら実験できる
2.実験結果を理解し,自ら報告書にまとめることができる
3.実験内容に関する質疑に答えることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験方法を理解し,自ら実験できる助言を受ければ,実験方法を理解し,自ら実験できる助言を受けても実験方法を理解できず,自ら実験ができない
評価項目2実験結果を理解し,自ら報告書にまとめることができる助言を受ければ,実験結果を理解し,自ら報告書にまとめることができる助言を受けても実験結果を理解できず,自ら報告書にまとめることができない
評価項目3実験内容を理解し,自ら質疑応答に答えることができる助言を受ければ,実験内容を理解し,自ら質疑応答に答えることができる助言を受けても実験内容を理解できず,自ら質疑応答に答えることができない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(3) ものづくりに必要な力
専攻科課程 B-4 実験・実習による実践的技術
JABEE B-4 実験・実習による実践的技術

教育方法等

概要:
工学に関する発展段階の実験である
授業の進め方・方法:
1.15人程度で1班を編成し,班ごとに実験を実施する
2.一つの実験テーマを終えたら報告書を作成し,締切日までに提出する
3.一つの実験テーマは5回から構成されており,1回目に実験概要の説明,2~4回目に実験,5回目に報告書の内容に関する口頭試問をする
4.一つの実験テーマを終えたら,次の回から別の実験テーマに移る
注意点:
1.全実験テーマの報告書を提出しないと,単位が修得できない
2.報告書は体裁を整えて記述すること
3.報告書は他人に情報を伝えるものであるから,分かりやすく記述すること
4.報告書が締切日までに提出されなかった場合は,減点することもある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 機械力学実験1 旋削における切削抵抗と表面あらさ,およびひずみゲージによる曲げひずみの測定に関する実験を説明できる
2週 機械力学実験2 旋削における切削抵抗と表面あらさに関する実験ができる
3週 機械力学実験3 ひずみゲージによる曲げひずみの測定に関する実験ができる
4週 機械力学実験4 旋削における切削抵抗と表面あらさに関する実験報告書が書ける
5週 機械力学実験5 ひずみゲージによる曲げひずみの測定に関する実験報告書が書ける
6週 自動制御実験1 コンデンサの特性,時間応答に関する実験概要を説明できる
7週 自動制御実験2 コンデンサの特性実験ができる
8週 自動制御実験3 時間応答実験ができる
2ndQ
9週 自動制御実験4 コンデンサの特性に関する実験報告書が書ける
10週 自動制御実験5 時間応答に関する実験報告書が書ける
11週 流体実験1 円柱まわりの静圧試験,渦巻きポンプの性能試験に関する実験概要を説明できる
12週 流体実験2 円柱まわりの静圧試験ができる
13週 流体実験3 渦巻きポンプの性能試験ができる
14週 流体実験4 円柱まわりの静圧試験の実験報告書が書ける
15週 流体実験5 渦巻きポンプの性能試験の実験報告書が書ける
16週 総括 実験内容に関する質疑応答ができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。3
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。3
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。3
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。3
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000